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Posted by ブクログ 2022年12月18日
理想像として描かれる母の青春、醜く歪んだトシの青春、そして疑問や不安を抱えながらも、清く正しくあろうとする泰子の青春。
青春という浜辺で作るそれぞれの砂の城は波に攫われ消えてしまうけど、たしかにそこにあった。泰子の清らかさに眩しくなりながらも、私もそうありたい、と願う瞬間も幾度となく。
美しい言葉...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月07日
◯青春小説、と帯にはあり、解説にも軽小説・青春小説とあるが、個人的な感想としては、別段軽小説でも青春小説とも感じなかった。(解説の文芸評論家は片手間で書いたのだろうか、それともこれが世間的な評価なのだろうか。)
◯「善なるもの、美しいもの」(自分が信じるなすべきことなのか、)を追い求めるも、時代や環...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月16日
新潮文庫の解説で遠藤周作の中のいわゆる軽小説と書かれてるけど、この言葉が気に入らない。別に軽くないし。どうせなら青春小説と書いてほしかった。
さらに言えば新潮文庫の裏表紙のあらすじは結末をドーンと書き過ぎじゃないかしら。
まず物語が亡くなった母の手紙から始まるというところが好きです。
冒頭の泰子と...続きを読む
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