Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

1,650円 (税込)

8pt

YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。
自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。

ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。
しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。
実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。
決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。
もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。

ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。
パパ活、毒親、推し、トー横界隈など
その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。

本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。
動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューやの著者が交流する中でわかったことなど。
彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポタージュ。

貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。
あなたの子どもは大丈夫ですか?


カバーモデル:戦慄かなの



■出版社からのコメント
青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聞く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。

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Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    トー横キッズ。
    親が離婚を繰り返し、性的虐待を受てもいて、家を飛び出した15歳少女。
    虐待を受け飛び出した、といいつつ頻繁に帰り、企業を目指す少年。
    ホストに嵌り、ホストのために2千万貢ぎ、立ちんぼをし、生活保護、窃盗、
    なんでもありの女性。
    離島の毒親のもとから、東京でホームレスになることで自立を

    0
    2024年01月08日

    匿名

    今の日本の象徴

    今政治家が必死にインボイスや、不景気なのに更に増税して失業者加速させ日本を壊そうとしているので、これから更に日本はホームレス増えると思います。自分も他人事じゃないです。
    今のホームレスはスマホを持って、外観もそうは見えないという文が印象的でした。

    #タメになる

    0
    2023年12月21日

    Posted by ブクログ

    内容はYouTubeの「アットホームチャンネル」の文字盤だった。だけど動画からも学べるように、文字からも学べると思う。文字からだと想像するし、特に青柳さんがホームレスを取材しようと思えたきっかけのエピソードは本だからこそ楽しめたのではないかと思う。

    誰もがこのアットホームチャンネルを見るべきだと思

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    ホームレスをYouTubeで取材する著者が見た、令和のホームレス像が細かく書かれており一気読みしてしまった。
    現代のホームレスはならざるを得ないわけではなく、なりたくてなる人も一定数いるらしい。

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    私もギリZ世代。
    登場する"ホームレス"たちみたいな境遇や生活の子は東京に限らず田舎でも案外いる。田舎だと生活圏が狭すぎてそういう子達は気付くと東京に行ってしまうけど。第1章のモカちゃんや第2章のユイトくんみたいな子は本当にザラにいる。学年に1人2人はいるイメージ。第3章マナミさ

    0
    2023年12月07日

    Posted by ブクログ

    うーん、虚無感。
    なぜ?という思いが募ります。

    youtubeを見たことはないですが、更に当事者の気持ちに移入してしまいそう。
    もどかしく、ただただ将来を勝手に案じる。他の誰かに照らしているのだろうか。

    青柳さんはpodcast でよく耳にします。応援しています。

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    とあるポッドキャスト配信者のツイートを見たことがきっかけ。
    自分は、きっと関わることないんだろうな。っていう世界を知ることができる面白い本だった。

    なぜ、ネオホームレスになったのか。
    家庭環境か、思春期か。

    ホームレスとしても、若くから自立して生活していこう。というやる気や度胸は尊敬した。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    子どもとの関係に悩む親にとって、一つの参考になる本かもしれない。
    私自身の子はまだ乳児期だが、思春期、青年期の子を持つ友達や恩師の話を聞くと親子関係がうまく行ってないと聞く。その人自身は魅力的な人であっても、社会的にいい影響を与えている人であっても、日々共同生活をする家族にとってはまた違うのだろう、

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

    金銭的な事情から家に住めなくなった物理的な「ホームレス」という概念や事象から、金銭的にも豊かで何不自由ない生活が送れているにも関わらず“家のような”心休まる場所がない「ネオホームレス」が、トー横やグリ下に集まっていることを耳にしたことからこの本を手に取った。
    壮絶な過去を持つ少女や誰でも経験する思春

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    元々ギチとして好きで、本を出されたと聞いて購入。青柳さんの人としての優しさが伝わってくる本。
    最後には、ホームレスの定義とは?という問題も出てきて、興味深かったです。皆少しでもいい方向に進めますように。

    0
    2023年05月30日

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