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本書では、学級経営における、高学年の「叱らない」指導を紹介。 ついつい叱りがちなことも、少し対応を変えるだけで、子どもがぐんぐん成長する! 「聴く」「伝える」「教える」「諭す」といった叱る以外の対応方法がよくわかる!
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Posted by ブクログ
「先生」と「子ども」というナラティブを脇におき、「人」と「人」との関わりとして考えていく。先生は教室を管理する者はなく、教室の中で子どもたちと共に生きる一人の人である。本書を通じて、感じたこと。 自分が「叱る」「押し付ける」になってしまうときはどんなときかを考えた。思い通りにいかず感情に流されたと...続きを読むき。その場での変容を求めているとき。周りからの評価が気になってしまうとき。時間がないとき。コントロールしとうとしているとき。上手くいかずに不安なとき。 教師の都合で、子どもの目に見えている行動を変えようとしているときが多い。そこには、目に見えない心の変化はない。もしかしたら、行動を制限され続けるなかで、当たり前に獲得していく習慣もあるかもしれない。けれど、本当に「叱る」が最善であるのかを考えたい。「問いかける」「伝える」「諭す」「語る」「教える」「一緒に考える」伝える方法はたくさんある。僕は少なくとも「叱る」の定義にあった「目下の者に対して」「とがめて、強い態度で責める」ことを選択したくはない。 僕自身、いつまで経っても未熟者である。年齢を重ねるごとに「できること」は増えていても、まだまだ「できないこと」はたくさんある。人として成長したいる途中と考えると、子どもたちと同じである。もちろん子どもたちと比べると、少し長く生きている分、気付けること、知っていることが多い。1年間を共に生きる大人として、その子の成長を支えるために何ができるかを考えていきたい。
・叱れないではなく、叱らない。あくまでも、叱らないのは選択肢である。 ・子どもと一緒に考える姿勢を。子どもの「うまくいかない」を一緒に考えることが重要。 ・場づくりの重要性。うまくいかない経験ができるように場をつくる。 ・乱暴な言葉遣いは、教える、問うで対応する。やめさせる× ・文句を言ってしまう子...続きを読むには、共感した上で、文句を言う以外の方法を見つけられるようにする。 ・コソコソするグループには、コソコソすることによる周りからの目などを伝える。 ・授業が始まるではなく、授業を始めるの、どちらを目指す?
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高学年児童こそ「叱らない」指導!
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若松俊介
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