レアメタルの地政学 資源ナショナリズムのゆくえ

レアメタルの地政学 資源ナショナリズムのゆくえ

鉱物を制する国が世界を制する
レアメタルをめぐる各国の思惑からグリーンエネルギー政策の暗部、中国次第で揺れる市場……。「レアメタル地政学」の権威によるさまざまな問題点をあぶり出したベストセラー!

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レアメタルの地政学 資源ナショナリズムのゆくえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が鉱物業界に携わる立場であるため、読み終えた時の衝撃が大きかった。
    立場を抜きにしても、データをもとに俯瞰的に語られているため、歴史的、地政学的に得るものが多い。

    昨今、脱炭素化がブームのように叫ばれているが、このようなバックデータを理解して推進している人がどれほどいるのか。
    より多くの人に読

    0
    2021年01月17日

    Posted by ブクログ

    グリーン/デジタルテクノロジーの進展が、レアメタル需要を高め、中国の地政学的地位の向上、環境破壊を進める。
    ジェレミー・リフキン「グローバル・グリーン・ニューディール」が指摘しない負の一面に対する指摘。
    事実関係の確認が必要。

    ・レアメタル・レアアースの効用:磁石(動力)、電池、触媒、半導体、エネ

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    DXやGXに興味があり、最近流行りの地政学ということで読んでみた。

    はじめに、レアメタルが私たちの生活を支えていることがわかる。
    次に、レアメタルの採掘は非常に環境負荷が高いことがわかる。
    そして、中国や新興国がレアメタルを多く生産していることがわかる。

    我々は環境汚染は他の国に任せて、レアメタ

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    脱炭素、再生可能エネルギーについても環境負荷がかかることについて考えなければならない。
    本当に持続可能な地球にするためにむやみに安くすればいいとは言えないかも知れない。
    歴史から資源も持つ者が覇権を握ってきたのは明らかである。これからの中国の行方に注目したい。

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    中国にレアメタル資源を依存している状況が多くの国にとって経済的・軍事的安全保障上の脅威となっている。また環境保護団体などは脱炭素社会の実現を目指す一方で、そのために必要なレアメタルの鉱山開発に対しては環境破壊だと言って反対する。このままでは脱炭素社会の実現は難しく、また中国のように環境負荷の大きい方

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    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めちゃくちゃおもしろかったです。過去人類は様々な資源を活用してきました。土、石、青銅、鉄、石炭、石油。そしてこれからのデジタル化とクリーンエネルギーの中心になるのはレアアースであり、それを握っているのは中国を筆頭とした新興国であると。
    過去に先進国が鉱山開発による汚染に対して近隣住民の反発があって、

    0
    2021年01月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国のレアメタル開発と環境負荷の途上国への押し付けと廃棄物には対応しても資源には注目しないライフサイクルアセスメントの不備と。
    さて、日本がどうするのがいいのかはかなりややこしい。実は結構日本はこの辺それなりに出るのではなかろうか。でも鉱山業の環境負荷は明治の御代以前から散々な目にあっている。

    0
    2020年07月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    EVはハイブリッド車はガソリン車の2倍≒10kgのレアメタルが使われている。
    レアメタルの採掘は「汚い」。

    1980~90年代レアアースはアメリカやフランスがトップ生産国だった。汚染とともに。環境保護法案で規制しつつ、廃棄物を輸出し、レアメタル採掘を外注。

    USGS調査 生産量
     中国 インジウ

    0
    2020年10月11日

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