ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
ほとんど家族みたいなシェアハウスの仲間たち、 気の置けないクラスメイトたち、そして”バグ”の研究者であり 一つ屋根の下で暮らす大家さんでもあるかさね――大好きなみんなに 囲まれて、ちょっと例外的な中学2年生・紺の日々は続いてゆく。 そしてある出来事をきっかけに、紺は自身の抱える”ひみつ”を 大切な人たちに伝えたくなり……。 『やがて君になる』の仲谷鳰が描く 非日常的・日常ストーリー、未来へと続く第4巻!
アプリ試し読みはこちら
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
第1話から皆一緒に過ごしていて、それがあまりにも当たり前の光景だったシェアハウス。でも何事にも始まりが有るもので 円子が最初の入居者だったとは 済む部屋を決められず流れで決めた入居。それを「決められない」ではなく「断れなかった」に変えたかさねは商売上手だね ただ、始まりが有ったなら終わりもいつか訪...続きを読むれるもの 円子が出ていくと「決められた」背景には彼女の成長が垣間見える明るいものが有ったよ 一方で同居人が「消える」という点は無から生まれた紺には思う処があるようで 体が小さくなったり、甘味と塩味が逆転したり そうしたいつも通りのバグな世界を過ごした後に突然訪れた現象には本当に驚かされたね まさか世界からバグが無くなってしまうなんて 読者からすればバグのない世界こそ正常。太古の昔から世界がバグっていたなんて理解し難い話。だから紺達が突然放り込まれた世界はあまりにも普通でありきたり。何の変哲も無いけど、それこそ居るべき世界であるように思える だけど、その為にバグの世界で唯一バグらなかったかさねが自分を失いかけるというのは面白い話 変わってしまった世界を受け入れざるを得ないかさねに対して紺が「バグの有る世界こそ自分にとって正しい世界」と訴える流れは胸に響く バグの世界でバグから生まれた己は自分を主張出来る。同様にバグの世界でバグらない己は自分を主張出来る 全く異なる体質の紺とかさねの求める世界は全く同一なわけだ そうしてバグを忘れた皆にこの世界は「正常すぎて間違っている」と訴える場面はなかなかにコミカルだけど、彼らが今までの世界で体験した欠片達をかき集めるかのような工程にはちょっとした感動が有るね また、面前にいる者だけでなく世界そのものに願いを届けるかのように自分を取り戻してと街中に訴えるシーンは本作の集大成感がある。あの世界に生きる人達にとってバグという有り得ない現象すら自分の一部となっていたのだと伝わってくるよ ラスト、祝福のように空から降ってきた新たなバグは世界が元通りになった事だけでなく、本作が美しい終幕を迎えられた情景すら祝福しているかのように思えましたよ
…あ。
終わってしまったのか… バグ、とても面白かった。 どんな嬉しい現象であろうと、 元に戻る事を当然として 暮らしていく世界。 良いな、と思えた。
#シュール #タメになる #スカッとする
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
神さまがまちガえる
新刊情報をお知らせします。
仲谷鳰
フォロー機能について
「電撃コミックスNEXT」の最新刊一覧へ
「青年マンガ」無料一覧へ
「青年マンガ」ランキングの一覧へ
やがて君になる(1)
やがて君になる 公式コミックアンソロジー
やがて君になる 佐伯沙弥香について
仲谷鳰短編集 さよならオルタ
このぬくもりを君と呼ぶんだ
やがて君になる画集 アストロラーベ
「仲谷鳰」のこれもおすすめ一覧へ
▲神さまがまちガえる(4) ページトップヘ