私立探偵・麻生龍太郎

私立探偵・麻生龍太郎

880円 (税込)

4pt

警察を辞めた麻生龍太郎は、私立探偵として新たな道を歩み始めた。だが、彼の元には切実な依頼と事件が舞いこんでくる……名作『聖なる黒夜』の“その後”を描いた、心揺さぶる連作ミステリ!

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私立探偵・麻生龍太郎 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年10月09日

    「聖なる黒夜」からつながる話。私立探偵になった麻生龍太郎が依頼された事件を縦糸に、山内練との関係を横糸にして、物語が進んでいく感じ。
    二人の苦悩と迷いが胸にくる。
    正義も真実も人それぞれ。完璧な人間もいない。
    一人の人間の中に善も悪も混在している。そもそも善悪とは?
    柴田よしきさんの描く作品を読むと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月19日

    刑事をやめて探偵になった麻生龍太郎。
    その後のシリーズも読んでいるから、山内の行く末を知ってはいても、更生しろよと思わずにはいられない。ガキだなぁ山内。好きだけど。
    面白かった。

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    Posted by ブクログ 2013年02月10日

    練と龍太郎はどうなるのだろうと、不安になりながら頁をめくった。
    最後まで読み、こうなる運命だよなぁと胸がいっぱいになる。

    龍太郎の探偵稼業が綴られ、そこに少しだけ練が顔を覗かせる。
    心のすれ違いがあるような、不安になる描写であった。
    練は、いつだって何だか寂しそうな雰囲気がある。
    途中、龍太郎と練...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月28日

    「わたしの宝石を担して貰いたいの」刑事を辞め私立探偵として独立した麻生龍太郎に、奇妙な依頼が舞い込んだ。東京地検の元検事で弁護士を営む早坂絹子とは旧知の仲だったが、叔母から譲り受けた指輪が盗まれたという。唯一の手がかりである叔母のかつての婚約者を訪ねた麻生は、やがて予想外の事実に突き当たり…(「CA...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月11日

    煮え切らない二人にイライラしつつ、続きが気になってあっという間に読み終わってしまった。まさに中毒になるシリーズです。

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    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    所轄刑事麻生龍太郎の続編と思って読んでみたところ、ひとつ作品を飛ばして読んでしまった。所轄刑事麻生龍太郎→聖なる黒夜→私立探偵麻生龍太郎→聖母の深き淵→月神の浅き夢。となっている。順番で読んだほうがよいタイプのシリーズです。

    1

    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    面白かった。ラストの一編だけ、ちょっと強引な感じがしたけどそれもまた良い味だった。
    この前作である「聖なる黒夜」しか読んでないからなんとも言えないが、麻生が山内との関係をスッパリ考えられないのがモヤモヤする。個人的にエピローグでは「お前と共に堕ちる」くらいには辿り着いて欲しかった。
    でも、麻生の「ヤ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    『聖なる黒夜』の続編になるのかな。
    『聖なる黒夜』のピーンと張った空気感みたいなのは感じる。
    龍太郎さんは素敵だが、筋立てとしては強引にも思えた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月24日

    柴田よしきの代表作RIKOシリーズのスピンアウト
    RIKOシリーズで描かれた麻生と練との関係を知っていた方がスムーズに物語に入れますが、この作品だけでも十分に楽しめる推理物でした。
    RIKOシリーズは暴力的描写の激しい所が有り万人にお勧めではないのかもしれませんが、この小説ではその様な所はありません...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月09日

    麻生と山内の関係‥‥どこかで見たような‥‥と思ったら『愛と誠』。自分のせいで人生狂わせてしまった愛する人に償いたいと思い、更正してほしいと願う。

    でも人間ってその人が歩んで来た過程もその人の一部なんだ。だから、それを否定することはその人の人格も否定してしまう事になる。

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