秘密の花園【電子特典付き】

秘密の花園【電子特典付き】

インドで両親を亡くし、イギリスに住む親戚に引き取られたメアリ。広い屋敷のなかでひとりぼっちの彼女は、庭を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。ひょんなことから鍵を手に入れ、世話係のマーサの弟、ディコンと一緒に、その庭の手入れを始めることに。さらに、屋敷内に存在が隠されていたいとこのコリンも加わり、庭の再生に熱中していく。3人が体験した奇跡とは――。世界中で愛される、児童文学の最高傑作。

※電子特別版として「秘密の花園」(1911年)のもとになったといわれる、短編「青い花の国」(1904年)を収録しています。

...続きを読む

秘密の花園【電子特典付き】 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     多くの大人にとっての扱いにくい子どもたちが扱いにくくなくなるまでの話。子どもの精神的成長の話。扱いにくい子どもになるにはそれなりの事情がありました。良い環境とは理解ある人が近くにいるということ。それが大人ならもっと良いね。そして友達も大事よね。という話。子どもに携わる人のためのバイブル的書物とまで

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    ・はじめはなかなかページが進まなかったが、50ページをすぎたくらいから、「こんなに童心にかえりワクワクできる、花や葉や空気の匂いを敏感に楽むあの感覚が蘇るような感覚になれる物語があるのか!」と大感動。描写のひとつひとつがきもちいい。

    【印象に残ったフレーズ】
    ・物語中の登場人物たちの言動(ほぼ全て

    0
    2022年07月19日

    Posted by ブクログ

    さすが名作、タイトルは知っていたけど読んだことがなったので
    読んでみました。
    威張り散らしている偏屈な女の子が奇妙な屋敷と秘密の花園と出会ったことで、
    生き生きと生きるようになっていく様子がとてもかわいらしく、
    ただ花を育ててなど日常的なことがとても華やかに描かれていて、
    思わずガーデニングがしたく

    0
    2021年12月17日

    Posted by ブクログ

    はじめに景色や心が暗く湿った様子を描き出し、だんだんと色づいてゆき、最後は華やかで美しいものが完成する過程に感度しました。
    子供にとって秘密事ってなんだかワクワクしますよねー。自分たちしか知らない場所で隠れて遊ぶ。陰気な気持ちが晴れるのもわかります。私も小学生の頃、秘密基地でよく遊んでいたのを思い出

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい訳だった。

    児童文学と紹介されているけど、児童文学らしい希望とかワクワク感がありつつ、喪失からの再生というテーマがあって、著者の人生観が伝わってくる物語だった。
    著者が61歳の頃に書いた物語とのことなので、テーマに対して結論が出ていて、それも前向きな気持ちにさせてくれるもので、とて

    0
    2021年12月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高……
    行商人の両親を亡くしてインドからイギリスの辺鄙な場所にある叔父の豪邸に来たメアリ・レノックス
    荒野が広がり、ヒースの花が春には咲くヨークシャーで育った生き物好きの少年ディコン
    生まれたと同時に母親を亡くし、精神を壊した父親に隠されて生活していたコリン
    メアリはかつて叔父夫婦が過ごしていた花

    0
    2024年04月25日

秘密の花園【電子特典付き】 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す