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「家事はもくもくと手を動かし続け、「時短」や「効率良く」を考えながらやるもの、さっさと済ませて次の時間へ行きたい。」そういうふうに家事時間をマイナスなものとしてとらえると、その時間がもったいないではないか! そう気づいた山崎ナオコーラさんは、家事時間をむしろプラスなものと捉えて、楽しい考えごとに使うことに。料理、掃除、洗濯、子育て……日常の家事の時間に考えたことを綴る、新しい視点のエッセイ。 【電子書籍版限定、山崎ナオコーラ直筆イラスト+コメントを収録!】
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Posted by ブクログ
まさに自分はこの本の中で言う「家事をやりたかったのにできなかったかわいそうな人」だ。 少数派かもしれないが、専業主夫を「仕方なく」でなく、積極的に希望している。 「「限られた人だけが家事を楽しみ、特定の性別の人を外に追い出して悪かった」という悔い」が社会に浸透してほしいと願っている。 女性の大黒柱が...続きを読む物珍しくない世の中希望。 とゆうか、外でお金を稼ぐ仕事の方も、つまらない、意味のない、社会に影響も及ぼさないような内容も多々ある。 その中で必死にやりがいや面白みを見いだして心に折り合いをつけている人も多い。 家事の中にも裁縫や料理など面白みを見いだしやすいものもある。 単純に「生きていくためにやんなきゃいけないこと」の全体があってそれを仕事とか家事とか名前を付けて性別で分けたりしちゃってるだけだ。 なるべく柔軟に偏見無しに「やんなきゃいけないこと」を状況に応じて選択しやすい世の中になってほしい。 自分は「6000万円の機械装置2台をドイツから運んで日本のお客に納品して稼働させる」という仕事をしたことがあるが、 「生涯賃金約2億円を稼いで、且つ多額の納税もする生き物を約20年かけて育て上げて、且つその生き物と人生を共有する」という仕事の方がずっと有意義でやりがいがあると考えている。 お金の問題じゃないし単純比較できる対象でないことは分かってはいるが、家事を持ち上げるために敢えてこういう言い方をした。 「買い物時の判断が、環境破壊にストップをかける。 SNSでの発信で、どの企業が育っていくかが決まる。 備蓄が非常時の混乱を穏やかにする。 洗濯が社会を清潔にする。 水まわりの掃除が病気の蔓延を食い止める。」 まったくその通りで、社会的な仕事だと思う。
家事に効率だけを求めるのではなく、想像を。 家事の誇りを取り戻すエッセイ。 なんだか、外の仕事>家事みたいになってる世の中。 同じ女でも、家事できないけどバリキャリだからオッケー!金で時間を買おう!=男女差なくそう、みたいに見えるけど、同じ女の中での序列にも感じてた。 だけど家事ってそんな不要なもの...続きを読む?絶対にゼロになることはないし、家事もちゃんと社会とつながってる。そういうマインドセットを作る本。 効率、でもない、丁寧な暮らし、でもない。 まあでも、悔しさがいっぱいつまった本。
思索が深くて、面白い。 いつも家事を担っている人の中に、ここまで生き方や社会について考えている人もいるのだということを、世の中に知ってもらいたい。 山崎ナオコーラさんのように、それを発信する人がこれからさらに出てきてほしいし、それがメインストリームになる社会になってほしい。
時短や効率化が叫ばれる"家事"。 でも結局なくなることはない。15分が5分になったところで消えはしない。それならばむしろ考えよう。家事を楽しもう。家事の時間をプラスにしよう、そういう本だ。 ナオコーラさんの、前向きで強い意志、作家としての姿勢、そういうものにハッとして胸を打たれる...続きを読むシーンもある。 一人の母、妻としてのぼやき?にクスッとさせられ、母でも妻でもないけど、分かる分かるーと言いたくなる。 実家暮らしで家事の大半を母におんぶしている私だけれど、見習わないといけないところが満載だ。
これこそ私が読みたかった本! 育児×家事って相性悪いなぁと思っていた。 山崎さんも同じこと考えてて、読んでいて興味深かった。 作家さんの言葉で語ってもらえてありがたかった。 何年かして子どもが大きくなったらまた読みたい。
普段、家事を無駄な時間と考えてる人が読めば、少しポジティブに考え方を変えることが出来るようになると思います。 社会に対して問題提起もしながら、いつもの尖った内容が面白いです。
家事を効率化することが有意義な毎日だと思っていたけど、家事はどれだけ効率化しても0にはならない。 だから無駄な時間として過ごすのではなく、 社会参加の有意義な時間と考える。考え方が面白いなと思った。 家事に参加したいって思わせるくらい 家事によって自分が得られる何かを考えたい 家族のためだけの家事じ...続きを読むゃなく、もっと大きな次元で家事を考えたいとおもった
ここに出てくる「夫」の家事の仕方、 ・夫の作る食事は一品料理ばかりだ ・仕事では想像力豊かで、自分で仕事を見つけているのに家事のシーンでは指示のみを気にするのか、想像力をオフにするのか が、すごく共感出来た。 特に一つ目に関してのエピソードは「料理はパズル」という著者の考え方がすごく自分に当てはま...続きを読むった。 冷蔵庫の中身の賞味期限や組み合わせを考えながら献立を考えたり、季節を意識できるような献立にしたいと思うこと、それらは全てパズルを組み立てていくようなものなのだなと。 このエッセイの中には普段何気なく行なっている家事についての著者なりの考え方が書いてあって面白かった。 (ローリングストックやポイントカードを貯めないことを損だと思わないこと、料理本以外のところにあるレシピを探したいなど)
家事の本はたくさん読んだけど、この本が今一番しっくり来た。私の場合特に家事に追われているわけではない。でも家事を通して、しながら世の中や人生を考えることは多々ある。考えながら終わりなき家事をやり続けたい。
人間だれしも自分のやっていることは何かしらの意味のあるものだと思いたいものなのだと改めて思いました。 著者の言うように家事に対する捉え方がこれからも少しずつ変わっていくいくことを願っています。
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