たとえば、君という裏切り

たとえば、君という裏切り

693円 (税込)

3pt

病に冒されたベストセラー作家に最期のインタビューをするライター、アルバイト先の常連の女子大生に恋をする大学生、公園で出会ったお姉さんから遠い国のお話を聞くのを楽しみにしている少女――彼らが好きになってしまった“あの人”はいつも自分ではない“誰か”を想っていた。三つの物語は時を越え、“ある人”の深い愛に結実する。あまりに切なく、震える純愛ミステリー!

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たとえば、君という裏切り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集で、特に相互に関連のない中編が三つ。
    読んでても、特にオチもどんでん返しも無く、
    なんだかなぁ...と思いながら読み進むと、
    三作目の最後で「え、ちょっと待って」が来る(^ ^;

    「え、何、まさかそうつながるの!?」と驚きつつ
    エピローグを読み始めると、もう「!×100」(^ ^;
    あのつま

    0
    2019年07月02日

    Posted by ブクログ

    途中までは物語の脈絡がつかめず、何を言いたいのだろう・・・私には読解力がないのかななんて思いながら読んでいました。
    しかし、全て計算された最後にトリハダでした。
    とにかく面白い。そういうことなのね。はぁ〜!!!ってなります。
    最後の最後までお楽しみに!

    0
    2019年01月02日

    Posted by ブクログ

    全ては、彼女が知っていた。

    幼少期に過酷な時代を過ごした少女があることをきっかけに、新しい人生へ。物語に生きる少女が小説家となり、当時新しい人生を作るきっかけをくれた人に対してのラブレターとして、書き続けていた。

    複雑な人間構成が終盤で明らかになる。
    鴨志田玲の作る小説に対する熱量がすごく、終盤

    0
    2023年03月10日

    Posted by ブクログ

    3つの話が最後に繋がるミステリー。
    全編を通してある人の話が描かれており、それが誰の事なのかが最後の手紙でわかるという話。
    ある人の想い人以外、関わった人のほぼ全てが不幸になっていて中々エグい。深い愛情というか執念、妄執といった表現の方が的確かも。面白かった。

    0
    2022年03月27日

    Posted by ブクログ

    正直、何も期待せずに読み始めました。
    でも、退屈せずに一気に読みました。
    最後にあんなバイオレンスな事実が出てくるなんて。
    すべてのことの顛末が怖過ぎる。
    読み終わった後に背表紙のあらすじを見て思いました。
    『確かに、ある人の深い愛に震えましたよっ‼︎』

    なんかもう全部怖い、時代を超えて怖い。

    0
    2022年01月03日

    Posted by ブクログ

    3+1のお話がありました
    一つ目、二つ目を読んで三つ目を読んだら
    あっ!てなりました
    誰が誰で、誰が誰でっていうのが三つ目の話で徐々にわかるようになって・・・
    そして+1の短い話で・・・
    これはもう一回読んでおさらいしたほうがいいかなと思うくらいでした
    結末を見て、なるほどそういうことかと
    なかなか

    0
    2021年03月15日

    Posted by ブクログ

    3つのストーリーからなる作品。

    どれもあまり気分の良い話ではなくて、重たい気持ちになるなぁという程度で読んでいたら、3つ目で、はっとしました。
    ぞくっとしたと言った方が適切かもしれません。
    思わず最初から読み返してしまい、さらにぞっとして。
    ちょっと手が震えそうなくらいの衝撃で、動悸がしてきそうだ

    0
    2021年01月16日

    Posted by ブクログ

    ラストの手紙の、涼花さんの突き抜けた感じ、良いな……。
    こういうフィクションならではの天晴な魅力、もう、すき。

    0
    2020年10月26日

    Posted by ブクログ

    病に冒されたベストセラー作家に最期のインタビューをするライター、アルバイト先に現れる女子大生に恋をした大学生、公園で出会ったお姉さんから遠い国のお話を聞くのを楽しみにしている少女―彼らが好きになってしまった“あの人”はいつも自分ではない“誰か”を想っていた。
    三つの物語は時を越え、“ある人”の深い愛

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    何でもライター、早田に突然舞い込んできた有名な覆面作家への本人からのインタビュー依頼。取材をするうちに早田にある感情が生まれ、決められていた条件を逸脱し始めてやがてある結末を迎える。これが尻切れトンボで次の短編に入ると大学生がバイト先で見初めた女の子にどうアタックするか悶々する話になったので拍子抜け

    0
    2020年02月11日

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