百瀬、こっちを向いて。

百瀬、こっちを向いて。

628円 (税込)

3pt

「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは――。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

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百瀬、こっちを向いて。 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    表題作の映画をみて買った文庫本。ちなみに短編集
    印象に残った「先輩はニルアドミラリなんだ」って台詞、映画オリジナルだったんだね。良き。

    表題作も好きだけど、
    #なみうちぎわより の方が好きかも!
    水難事故により五年間眠り続けてた女の子が目覚めて、
    かつて勉強の面倒を見ていた生意気な年下の男の子との...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月31日

    短編4編、どの話も濃縮されていて素晴らしい。読後感も爽やか。かなりよかった。

    第一印象は大事だけど、人としてのつきあいがあって、いろんなことに気づく。甘酸っぱい。

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    Posted by ブクログ 2023年06月19日

    少し前にブク友さん達が次々にレビューをあげていて、読みたかった一冊。
    著者の本は「くちびるに歌を」「吉祥寺の朝日奈くん」に続き3冊目ですが、これが一番好き!!

    4つの短編が収録されていて、どれも自己肯定感の低いタイプの高校生が主人公。
    自分のことを“人間レベル2”と自虐したり、教室の中で存在を消し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    表題作を含む四篇からなる甘酸っぱい恋愛短編集。
    特に「小梅が通る」が良かった。
    全体的に優しい雰囲気で、文体も柔らかく読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    恋愛って尊いぃって心から思えてしまう作品。セリフのひとつひとつが切なくて愛しい。「小梅が通る」がお気に入り。

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    Posted by ブクログ 2022年08月14日

    とある恋愛アンソロジーで知った著者の初作品集。表題を含む短編4作収録。表題作は、そのアンソロジーに収録されていたもの。学生の、恋愛とはほど遠い生活を送っている子たちが持つ、ささやかで瑞々しい気持ち。少しだけひねりが効いた設定はやり過ぎ感がなく、だからこそ身近に感じられて心に残る。

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    Posted by ブクログ 2024年02月09日

    後ろの解説にもありますが、簡単な言葉でも漢字ではなくひらがなで書かれるのが私には読みにくかったです。
    恋愛小説に今まで触れてこなかったので、読んでいて普段使わない胸の内のキュン受容回路が動く感じがしてハイカロリーでした。
    物語の最後で謎が解ける時の気持ち良さが、短編なのに満足感があって良かったです。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    興味をそそるような設定の中で展開されるピュアな恋愛小説集。性的な描写もなく健全です。そんな小説を斜め読みしている自分はずいぶん汚れてしまっていると思いかなしくなる。
    年配な人達もたまにはこんな小説で昔の気持ちを取り戻すのもいいかも、とも思った。

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    Posted by ブクログ 2023年11月10日

    短編、どれも面白かったです!
    百瀬の話をもう少し長編でみたいなと思った。
    いろんな恋愛の仕方があるんだなあ
    出会いとはどこから降ってきてどこでつかむのか計り知れないから面白い。

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    Posted by ブクログ 2023年06月19日

    読んで、「うっっっ」となって、高校生の頃の彼氏の夢を一晩でたくさん見た。私も彼氏も大変イけてなくクラスでは黒板消しより存在感がなく、とにかく陽キャの皆さんにウザ絡みされないことをひたすら願って過ごする存在だったか、私の中では彼氏は寡黙で優しくて心が広くてかっこよかった、ちょうど主人公の友人たちのよう...続きを読む

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