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お酒を飲むと、どんな体質の人ががんになりやすいのでしょうか。遺伝的体質の違いは、がんだけでなく、アルコール依存症、ビール腹、肝臓、血圧、痛風、貧血、糖尿病など、酒飲みのさまざまな運命を左右します。本書では、これまでの研究で明らかになってきたことを専門家である著者が、図や写真をたくさん交えながら、わかりやすく丁寧に説明します。がんをはじめとする、病の予防や改善に役立つお酒の飲み方を伝授します。
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Posted by ブクログ
大腸がんと乳がんもお酒の影響を受ける。 口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道胃がん、肝臓がん。 肝臓がんはウイルス性肝硬変からのほうが多く、アルコール性肝硬変は少ない。お酒をやめれば肝硬変は治る。 大腸がんは飲む人は2倍のリスクがある。機序は不明。 アルコール20gまでが安全。アルコールの比重は...続きを読む0.8。 ビール500×5%×0.8=20g 野菜果物はガンを予防する。緑黄色野菜でなくてもよいが漬物はだめ。 ALDH2ホモ欠損型とALDH2活性型とALDH2ヘテロ欠損型(35%)。 胃カメラのとき、喉と食道をよく見てください、というだけでよく見てくれる。ヨード染色をするとよくわかる。 食道がんになった人は禁酒するべき。 アセトアルデヒドが唾液の中に出てくる。血液中の濃度と同じ。口の中の細菌がアセトアルデヒドを産生する。濃い濃度になったものを飲み込むから口から食道が高濃度のアセトアルデヒドにさらされる。 食道と頭頸部はアセトアルデヒドの代謝酵素をわずかしかもっていない。 毎日飲む量を1.5合以下にすると半分は予防できる。 代謝の遅いADH1B=日本人は5~7%。アルコール依存症になりやすい。アジア人は一般的に代謝が早い。 アセトアルデヒドには多幸感もある。気持ちを大きくする。 代謝が遅いと翌日まで残る。 遅い代謝の人は、赤くなりにくい=ゆっくりアセトアルデヒドができる。これのヘテロ欠損型がアルコール依存症になりやすい。 MCVはアルコール依存症で大きくなる。106fl以上は発がんリスクが高い。 喉のシミをチェックする。黒いシミはがんを発症しやすい。シミの原因はアセトアルデヒド。 アルコールは1g7.1Cal。依存症の人は1000キロカロリー以上アルコールで摂取している。アルコール140g=ビル500で7本。 代謝が遅いとアルコールで太る。早い人は、熱などで消費できる。 免疫力が低下し肺炎になりやすい。 やめれば貧血がよくなる。 早いアルコール代謝は肝臓に負担がかかる。 胃を切るとアルコール依存症になりやすい。吸収が早くなる。ブラックアウトが多くなる。 依存症は病気。 節酒で落ち着くことは難しい。依存症は再発しやすい。 無理のない目標値を決める。 代替の楽しい行動を見つける。散歩、カラオケなど。 日記をつける。
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お酒を飲んで、がんになる人、ならない人
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横山顕
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