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岡嶋二人コンプリートボックス開始! 名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が次々に惨殺された。犯人と目されたのは近内の息子、省吾。真実を知るために近内は孤独な戦いに挑む。なぜ事件は起きたのか? なぜ息子は死んだのか?事件のきっかけである「チョコレートゲーム」とは?――。子を持つ親の苦悩と中学生の生態が見事に描かれたショッキングサスペンス。伝説の作家・岡嶋二人による、日本推理作家協会賞受賞作。
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Posted by ブクログ
最初の本の裏表紙の説明から予想していたストーリーとは違った展開で、逆にそれでぐいっと惹きつけられそこからは一気に読んでしまった。 喜多川の親と主人公、親として正しいのは主人公。 気づくのが遅すぎたけど。。。
今読めば、「中学生にもなればそのくらい……」と思ってしまうが、同時代性を考えると、とても意外性があるのだろうなあ。
個人的に岡嶋二人作品の中でかなり好きな作品。読み進めていくうちに事件が起こった発端であるチョコレートゲームの内容や登場人物達の相関図が明らかになっていくと、暗い靄の中に光がさすように心が救われていきます。トリック自体は難解ではないけれど、主人公が息子を救うべく立ち上がる姿に心が揺さぶられました。
ミステリーとしての完成度が高いこともさることながら、青春小説としても高い完成度だと感じた。また、中学生の自分と大人になった今の自分とを重ねて没頭して読み進めた。岡島作品は99%の誘拐に続いて読んだが、他の作品も読みたくなった。
もう40年近く前に書かれたものなので、出てくるものがかなーり古いです 私は良く知ってるものばかりなので大丈夫ですが、若い方には、ん??って思うところも多いかもですねー 読んでいて不自然な箇所が後々謎解きの時に出てきたりするのですが、かなり単純なことなのに警察は何やってんだろ…と思うこともしばしば^...続きを読む^; まぁそれでも私好みのページ数で、最後まで楽しく読むことが出来ました 昔の表紙のものを読みましたが、表紙にネタバレの絵とか描いてあって不思議な作品だなと思いましたです(^o^;
面白い。 300pほどでここ迄引き込まれる作品はそうないのではないか。 推理の部分と親子の微妙な気まずさを出した文学的側面の両方が良かった。 動機の問題もしっくり来てとても好き
作品発表時、私は大学1年生。当時を振り返ると普通に思えるが、学校や教師、親たちの言動が違和感満載。たった30数年しかたってないのに隔世の感がある。という普遍的ではないところが唯一の欠点かな。プロットは一級品。
「チョコレートゲーム 新装版」 1985年刊行。日本推理作家協会賞受賞作。 遊びは本来、本物に近ければ近いほど面白い。高度な遊びになればなるほどそこに要求されるものは本物らしさ。チョコレートゲームも最初は遊びだったが、それは次第に面白さを求めて本物に近づいていく。 中学生は、自分たちの持つ危...続きを読むうさをきっかけに戻れない所まで落ちていき、遂に連続殺人事件が発生する。中学生は体は大人になっていくが、心は子供のまま。それが悪いことではない。大切なのは、子供は子供なりに考えて行動すべきで、その行動の先にあるものを想像すべきだということ。と言うものの、これは大人にも当てはまる。中学生は子供だから大人は大人として接するべきである。 本書は、連続殺人事件を扱うミステリーと共に近内泰洋(父)の省吾(息子)に対する贖罪も扱っていると感じた。 普段は息子を気にかけていなかった為に、息子がトラブルに巻き込まれても頼られない。警察と言う絶対の存在が登場し、息子への疑惑が拭い取れ無くなる。その疑惑をなんとか解こうと接するものの相手にしてくれない。そんな中息子は、自殺してしまう。残された父は、息子に罪を被せた真犯人を見つける為、誰に何を言われようと突き進む。 個人的には、泰洋が省吾が優しい声をかけていた相手がいたことを知り、省吾は人を殺す人間ではないと改めて思うシーンが印象的だった。内容としてはシンプルだけど、変な破綻もないように思える。何より古さを感じない。チョコレートゲームのような遊びは昔より今の方がどこかの中学校で教師にばれずに敢行されていそうな怖さもある。 岡嶋二人を振り返る上では通るべき作品かも知れない。
非常に読みやすく、ミステリー小説の初級編のような小説だと思った。 (但し、ノミ屋の仕組みなど若い人たちには知識として難しい部分はあるが…) また、中学生の頃の絶妙な描写や感性を描いているとも感じた。
落ちるとこに落ちて安心した。もし現実に起こったら、本当に恐ろしい。今の時代なら起こってもおかしくないかもしれないけど。それにしても、どっちなのか知らないけど相変わらず馬好きね。
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