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Posted by ブクログ 2021年01月27日
限界シリーズの最終作。
行為、意志、存在の限界から、人間がどのように選択し、行動して生きているのか3作品の中でも最も人間の内面の問題に迫る。
具体例も多く、日々の生活に直結した問題を取り上げているのでシリーズの中で最も親しみやすく興味深く読めた。自分の頭で考えて判断して行動しているつもりでも、その根...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月06日
「感性の限界」高橋昌一郎
哲学思考ディベート。無色。
講談社現代新書。
「限界シリーズ」の3冊目では最も哲学的な命題、人間に関わる根源的なことがらについて取り上げられています。即ち、愛(行為)・意志(自由)・死(存在)の限界について。
誰にとっても最も身近な問題で、かつ考えても考えても答えのでない...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月18日
序章 シンポジウム「感性の限界」開幕ー結婚披露宴会場より
第1章 行為の限界
1.愛とは何か
2.カーネマンの行動経済学
3.二重過程理論と不合理性
4.人間行為の限界と可能性
第2章 意志の限界
1.自由とは何か
2.ドーキンスの生存機械論
3.進化と不自由性
4.人間意志の限界と可能性
第3章 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月04日
科学はここまで迫ったのか~!というのが第一の感想です。
ヒューリスティックやアンカリング効果は知っていましたが、それが『自律的システム』と『分析的システム』による二重過程理論として説明し、また機械的運命論と非機械的運命論を一歩進めて『両方存在する』としたのはビックリです。
神様の気持ちになれば、『せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月06日
・行為の限界
行動経済学のお話.
・意志の限界
利己的遺伝子と二重過程理論(個体を優先する分析システムと,遺伝子を優先する自律システム)
→利他的行動は遺伝子から見ると利己的行動
・存在の限界
肉体が死んでもミームが残る
→死とは何か?
一番印象に残ったのはあとがきの「どんな理論もいくらでも...続きを読む
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