殉愛―原節子と小津安二郎―

殉愛―原節子と小津安二郎―

1,672円 (税込)

8pt

3.8

「もう一度、小津先生とごいっしょに、精一杯の仕事ができたらと、それだけが、ほんとうの心残りです」映画に殉じ、六〇歳で世を去った名監督。その彼に殉じ、四二歳で銀幕を去った「永遠の処女」。『晩春』『麦秋』『東京物語』……名作と所縁の地を丹念に訪ね歩いて紡がれる、世紀のプラトニック・ラブと、その全貌――。

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殉愛―原節子と小津安二郎― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年11月17日

    女優、原節子と映画監督、小津安二郎。
    何の障害もなかったのに、ふたりとも独身を通した。お互いの感情が愛情だったのかどうかもわからないけれど、小津監督に愛情がなければ、原節子三部作と言われる、「秋子」や「紀子」は生まれなかったであろうと著者は言う。

    小津監督の言う「美しいものは、美しいところだけを見...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年11月09日

     えらく俗っぽい書名だが、内容は映画批評的視点で貫かれており、書名から想像されるほどにはゴシップ趣向ではない。小津作品に対する分析はかなり主観的だが一本筋は通っている。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月01日

    まだ小津作品をほんのいくつかしか観ていないので、
    筆者の小津感をそのまんま受けとめながら読んだ。
    原節子にしてもおなじくいくつかの映画を観ての
    イメージしか持っていないので、本に書かれてある
    ことを「そうなのかぁ」と受けとめるのみ。
    たくさんの取材をなされたうえで書かれてあるものの、
    いってみれば筆...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年01月20日

    原節子と小津安二郎の「深い」関係を掘り下げた、読みごたえのある一冊。小津がマザコン、原がファザコンであったとの説にも頷ける気が。

    0

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