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ベルリンの壁を境に展開される英独諜報部の熾烈な暗闘を息づまる筆致で描破!作者自身情報部員ではないかと疑われたほどのリアルな描写と、結末の見事などんでん返しとによってグレアム・グリーンに絶賛され、英国推理作家協会賞、アメリカ探偵作家クラブ賞両賞を獲得したスパイ小説の金字塔!
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Posted by ブクログ
スパイ小説。と言っても一般的なスパイ小説の定義はわからないんですけど、ミステリー小説でもあります。 ミステリーである以上、何か謎があり、それを解明しないといけないのですが、本作では主人公のスパイ、リーマスの立場に立って、「自分は本当に大丈夫なのか。」ということが謎になります。 著者のルカレは元々スパ...続きを読むイだったこともあり、「自分は本当に大丈夫なのか。」という謎を考えつつも、同時にその緊迫感がリアルに伝わってくる記述で、ハラハラする面白い小説です。
ティンカー、テイラー…がものすごく面白かったので、(スマイリー三部作の一つと勘違いして)読み始めました。 確かに色々古いんだけれど、そんなこと関係なく面白い!!素晴らしいストーリーテリングや描写力。特に人物描写がすごい。どんな登場人物にも存在感がある。 著者が訴えたかったことは、今も全く改善されてい...続きを読むないと残念ながら思うだけに、今の戦争を舞台とした著者の小説も読んでみたいと思った。 スマイリー、ギラムはほんの少し出てきます。 あと、後味は悪いです。
スパイ小説であるが、アメリカ小説と異なりハッピーエンドでは終わらないので、これだけ小説として有名になったのであろう。ベルリンについて知らないと興味が半減すると思われる。
アマプラで“ナイトマネージャ”を見終えて、手元にあったこの小説を読み始めた。 流石・・スパイ小説の古典、金字塔である。 冷戦当時のリアリティと60年代を思わせる「歴史の進行、弁証法の必然性」といった表現等に時代を感じる。全体を覆う暗いトーンは新たな流行だったのだろうか。 査問会以降は最後まで一気読み...続きを読む。作品中の論述、展開の面白さに引き込まれてしまった。 翻訳の一部に⁇と思わせる箇所もあるが、これは翻訳小説のあるある、気にはならない程度。 後で映画の方も見てみるつもりだ。
ジョン・ル・カレを読まずして旅立つことはできないのだよ諸君 ただ、ひとつだけ告白しておこう ずっとジョン・カレ・ルだと思っていたよ バーモントか! はい、スパイ小説の教科書と言っても過言ではない『寒い国から帰ってきたスパイ』です 1961年刊行でイギリスとアメリカの最優秀ミステリー賞を同時受賞し...続きを読むた傑作であります いやー、こっち側もいいですなぁ 巻末の解説にもありますがいわゆるスパイ小説というのは「超人的な能力の持ち主である主人公が、《手に汗握る危機一髪》的な事件で活躍する《神話》であった」のに対して本作は圧倒的なリアリズムを持ってスパイの世界を描いているんですな そしてもちろん、それだけでは英米同時受賞なんてことにはならないわけで、とんでもないどんでん返しとスパイの世界を象徴するような結末が待っているわけです いやー、ジョン・カレー・ルー(開き直った)おもろいわ! スパイ小説、どっち側もおもろいわー!
MI6出身の著者によるハードボイルドなスパイ小説。やはりスパイものは冷戦の頃が一番おもしろい。 実際に存在した高位の役職に着いた二重スパイをモデルにしたのだろうか。 東ドイツ側のスパイハンターであるムントを失脚させるためのミッションにアサインされたMI6リーマスは東ドイツ側に寝返ったフリをして潜...続きを読む入するが、ミッションの本当の狙いを知らされていなかった。実はムントはMI6側の二重スパイで、ムントへの疑惑を振り払うことがMI6の本当の狙いであった。 p210 思想について語り合うシーンが印象的。
諜報活動は人の騙し合いである。真相を幾重にも隠していく、その先には彼らの尊厳をむしり取られていく裏切りや懲罰が潜んでいる。国家という組織はいつしか利権や体裁を優先する組織となり人に命を瑣末に扱うゲームに興じているのではないか。一人ひとりの献身がチェスの駒のように扱う人々もまた駒となっていることに気付...続きを読むかない道化師のようでやるせない。情報という形が無いものに奔走する姿は人固有の滑稽である。スパイに限らずスマホにご執心の方々もしかり。
おもしろいのだけどなんだろ、いうほどめいさくなのだろうか。著者はそこまで称賛されるべき書き手なのだろうか。 リーマスが身を持ち崩す(ように装う)様子などそこまで克明に詳しく描く?もっと短く済ませられないもの?尋問の内容などもそこまで詳しく描く?断片的に済ませられないもの?後半の裁判のシーンなどはスリ...続きを読むリングな場面だしどんでん返しも含まれているから書く必要があると思うけど。 まあ最後のどんでん返しもスリリングだしラストの壁のシーンもすごく美しいしいいんだけど、別の書き手がかいたほうが間延びしないのではなかろうか。
スパイ小説の古典、面白かった!! アクション劇はほぼ皆無で、 尋問描写と 三人称で人物の所作とインサイトの描写を中心に 進行していくので、淡々とした進行に映るのだが、 寒い国へステージを移して以降の、 たたみ掛け方が凄まじく、 攻守の激しい移ろい、綯い交ぜとなる真実に辿る複数の筋、 が 「こ...続きを読むの先どうなるんっ!!??」の連続で、 頁を繰る手が止まらず、 ラスト100ページは あっという間に読み終えてしまった とりわけ 査問会議(法廷劇といえるかな)が圧倒的だった
最後の最後で真実が明らかに。こんな世界が、実際に存在したのか、現在もあるのか…。人が信用できなくなりそう。
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寒い国から帰ってきたスパイ
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ジョン ル カレ
宇野利泰
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