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Posted by ブクログ 2023年10月21日
社会的弱者は言葉を否定され続け、言葉を語ることを諦めてしまう。日本の和の精神が言葉の足かせになっている。日本はルール違反に対しても寛大だが、他人の苦境も見て見ぬふりをする。要するに個人と個人のコミュニケーションをほぼゼロに留めておく国だ。日本人は客観的な立場から論理を使って語るのはそれほど苦手ではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
オランダに行って、オランダに関する本を色々読んで、
どうしてこの国の人達は、反対派の人達と協働で何か事を起こしたり出来るのだろう?
対話をすれば良いと言っているが、対話ってそんな効果があるのだろうか。
と思っていましたが、
この本を読んで自覚した。自分を含め日本には普段は「対話」がない。
対話がなか...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月15日
地位や年齢や知識を脱ぎ捨て、自分固有の実感に基づいて言葉を発すること。これが就職した会社でいかに排除されているかを、今一度かみ締めた。<対話>から目を背けて人並みの生活を手に入れたとしても、そこで「生きる実感」は薄いという確信がある。自分は「純粋に」どう感じるのかを、生涯大切に自覚し、機会を作って発...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月07日
「空気」に従わないこと、自己主張をするということの大切さです。
私語が続くと、教室を出ていく中島先生。
しゃべらない学生に対して「いいかげん黙るのはやめなさい!」という中島先生。
カンニングをした学生と徹底的に対話をした話にはうるりときた。
意味のないきれい事の標語に対して怒りを覚え、
放置自転車...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月14日
もはや常識となった「空気を読む」という行為を始め、人間関係や社会現象などを「対話(対立)」という視点から見て書かれた本。
本書を通して、「もっと対話をすべきだ」と言われているように感じた。
「対話」の定義を、「自分の意見を主張することで人と対立した場合に会話によってお互いの意見を理解しようとする行...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月06日
コミュニケーションの典型かつ第一歩は対話である。
しかし日本は、公の場で特定個人を評価あるいは非難することがはばかられる(優しい構造=和の精神)社会であるので対話が成り立ちにくい社会である。一人一人の間の格差が大きければ大きいほど対話によるコミュニケーションは成立しにくくなる。だが、そんな今こそ対話...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
☆私語が蔓延する
授業中の私語は「教師に失礼だから」いけないのではない。
それを見逃す教師は、ほかの生徒の聞く権利を奪っているし、自分のことばに誇りをもっていないからだ。
「やさしさ」とは違うよね。うん。
私語厳禁の先生の授業ってたいてい面白いもん。
☆「会話」と「対話」の違い。
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