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Posted by ブクログ 2024年03月10日
随分前にテレビドラマで鬼平犯科帳の外伝「四度目の女房」を見て以来ずっと心に残っていたので原作を読んでみた。
「四度目の女房」だけしっかり見て、あとはサラッと読もうかなと思っていたけどとんでもない。全ての短編が素晴らしく、時代小説といえば古いもののイメージだったのが、新しい刺激を受けるばかりの一冊だっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月23日
江戸の世に蔓延る悪漢たちに焦点を当てた短編集です。
読後に知ったものですが、こちらはドラマなどにもなった鬼平犯科帳の作者様が書いたものとのことで、鬼平(長谷川平蔵)を初めとする火付盗賊改方を敵方に置いた、悪漢やその周りの人々の視点で話が展開します。
鬼平が登場するのは12編のうち1編のみです...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月09日
池波正太郎氏の作品では、やはり悪漢小説がなんていっても面白い。
悪漢というから情けがない悪人ばかりでなく、役人といっても悪い奴らもたくさんいる。
作品なかで、『なにをいやがる。人間の顔は一つじゃねえ。』とのセリフがある。現代と違い、取り締まる方も、情けがあり、お目こぼしをする江戸時代の方が、住みやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月20日
『鬼平犯科帳』を読んでいて、もう少し盗人側に焦点を当てた話はないものかと思い、見つけたのが本書。
本書に収録されている話は、
「江戸怪盗記」、「白浪看板」、「四度目の女房」、「市松小僧始末」、「喧嘩あんま」、「ねずみの糞」、「熊五郎の顔」、「鬼坊主の女」、「金太郎蕎麦」、「正月四日の客」、「おしろい...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月30日
鬼平犯科帳 番外編。
といっても、全てが鬼平犯科帳番外編ではなかったが。
江戸怪盗記は、鬼平犯科帳ででてきた、葵小僧の葵小僧視点のお話。
全編が、怪盗側の視点で書かれていたが、なんとも言えない哀しい人生が語られているものも多くある。
人生、悲喜交々。。
なぜか、読むのに少し時間がかかったけれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月13日
火付盗賊改方に取り締まられる側の盗賊が主の短編集です。
火盗といっても鬼平が登場したのは『江戸怪盗記』1作でした。
やや拍子抜けしたものの、他の短編も面白かったです。
盗賊の葵小僧に盗みに入られただけでなく女房を犯された日野屋。それも一度のみならず二度も。また来年も来るという。不安に思った日野屋は...続きを読む
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