道三堀のさくら

道三堀のさくら

770円 (税込)

3pt

3.5

道三堀から深川へ、暮らしに欠かせない飲み水を届ける水売りたちは、皆自分の仕事に誇りをもって働いている。そんな水売りの一人、龍太郎には、蕎麦屋の娘・おあきという許嫁がいる。日本橋の大店が蕎麦屋を出すとの報せに、「美味い水」が必要だと思い知らされ、協力して美味い水造りを始めるが、いつしか二人の間に微妙な隙間風が吹き始めて…。人の気持ちに翻弄されつつも、せつなく凜々しい、江戸の「志」を描く長編時代小説。

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道三堀のさくら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年02月09日

    山本一力先生の作品にはずれなし!
    一本筋のとおった男を描かせたら最高!
    深川は堀と材木の街ですが、井戸を
    掘っても塩っ辛いため、水売りが生活に
    必要でした・・・そんな水売りの話です

    でも、女心ってわかんねぇ!

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    Posted by ブクログ 2018年02月15日

    三部作の長編でしたが、深川の水売りの龍太郎を主人公に水売りの元締めである親分の虎吉が器量の大きさで立身出世する話から、龍太郎の許嫁である蕎麦屋の娘の蕎麦屋が鰹節の大店が近くに蕎麦屋を出すということで葛藤する姿や最後はその大店の息子に許嫁が思いを寄せ、龍太郎との恋仲にすきま風が吹くのですが、最後は龍太...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月08日

    龍太郎!あんたにはもっとええ人がおる!!
    団四郎!あんたがはっきりせーへんから困ることになるねん!!

    一力さんの物語に出てくるのは
    みんな漢気あふれるいい男ばっかりやのに
    今回の若者たちは、ちょっとおしい。
    いや、二人ともほんまかっこいいんですよ。対恋愛を除いては。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月23日

    最近ずっとご無沙汰していた山本一力さん。
    デビュー当時は良かったんですけどね、どうも次から次に出版されるようになって、粗さが目立ってきたような気がします。
    しかし、この作品はマズマズでした。
    水売りについての解説が何度も繰り返されたり、ストーリーが成立してないところなど、若干粗い感じは無い訳ではあり...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月27日

    時代劇小説に嵌まっております。(笑)
    でもこの方の作品って、途中はすごく面白いのに、最後がいつもあやふやというかハッキリしない。。

    その辺がモヤモヤする。。

    この作品も結末はお預け。って感じ。
    主人公のカップルには少々イライラしました。(^^;)

    登場人物は皆良い人なのにねぇ~(^^;)

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月24日

    山本さんの作品をむさぼり読む、きっかけとなった作品です。

    読後の切ない気持ち・・・なんだか、胸が締め付けられて
    主人公の幸せを、せつに、せつに願わずにはいられません。

    0

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