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Posted by ブクログ 2015年02月22日
かなり深く学説等を紹介し、各章・各節ごとに最後にきちんとまとめの文章を置いてくれるので、知識を吸収しやすかった。
巻末の資料もわかりやすい。
史上初めての女帝は推古天皇だが、初めての譲位・初めての重祚は乙巳の変を行った中大兄皇子(天智天皇)の母である皇極(重祚後は斉明)で、やはり蘇我本宗家を倒した...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月15日
女帝が大きく取り上げられたのは現在の皇嗣問題や女性宮家の問題がクローズアップされているからだろうが、本書は純粋に過去の女性天皇の歴史的性格を記した本である。
女性が天皇になった理由は古代においても非常時、緊急避難的な事態への対処であった。王権の安定化のための応急処置や、すぐに即位できる男子の皇位...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月16日
古事記の示す「古事」の意味もわかる。
女帝はあったけれども、あくまでも「傍」としての存在。中継ぎ的・・・・。
であれば、昨今の女帝論、改憲論もまた慎重にならなければならない。
昔に女帝があったから、現代も女帝にしてもいい・・・という短絡的な発想をしてはならない、ということだろう。
安易な皇室典範改正...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月07日
飛鳥・奈良時代の天皇の親族関係が複雑すぎて、ついていけなかった。
そこを理解しないと、読み解けないというのに。
女性天皇は、天皇となる政治的資質や年齢がふさわしい皇子がいない場合に誕生し、
その後、持統天皇以降は天武・持統系の皇統を維持するために即位した、
ということらしい。
そして、ヤマト王朝...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月27日
古代の女帝にどうしても惹かれてしまう私です。。
本書では古代に即位した6人(重祚含め8代)の女性天皇について、その即位に至る経緯と背景を探っています。
女帝は、皇統の母を持つ皇子がいないなどの資質に問題がある場合や、いても若い皇子(30歳以下)しかいないときの王統の中継ぎ的存在で、古代はまだ天...続きを読む
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