無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「煌」が良かった志川節子。この作品も良いぞ。
吉原の花魁をめぐる7つの連作短編、女郎を仕立てる「上げゲ屋」、心身に疲れの見える花魁を整え治す「保チ屋」など、ちょっと大人な職業(架空の物です、念のため)の男たちが出てくる。「おぉ、これは官能系」と思いきや、そういうシーンはサラりと躱して吉原独特の世界を巡る人々の機微を上手に切り取って描く。
ところどころダレてしまうところもあるんだが、要所要所の締め方は見事で、特に冒頭の短編を、最後の収録短編で収束させるやり方は「上手いなぁ」と思わせる。
染里の、ぬぐってもぬぐっても落ちなかったくすみ、深いよなぁ…。切ないね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。