森の魔獣に花束を

森の魔獣に花束を

660円 (税込)

3pt

ひとりぼっちの魔獣の少女に恋をした。

とある村の近くに、人を喰う魔物が棲むという禁断の森があった。家の跡継ぎになるための試練として稀少な青い薔薇を探す旅に出た少年クレヲは、同行者の裏切りに遭い、その森にひとり取り残される。そこでクレヲが出会ったのは半獣半人の魔獣の少女。なんとか魔獣の少女の気を惹いて、食べられることを免れたクレヲだったが、その代わりに彼女のペットにされてしまった……。そして、始まる奇妙な共同生活。純真な心を持つクレヲと一緒に暮らすうち、ずっとひとりぼっちだった魔獣の少女の心にやがて変化が現れる。だが、二人の日々はそう長くは続かなかった……。
人間と魔獣の恋を描いた心温まる異色のファンタジー小説。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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森の魔獣に花束を のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年07月14日

    ボーイミーツ人外ガール! お伽話のような雰囲気が痛ましい話を上手く和らげてくれて、よく考えたら重い話でも嫌な雰囲気を感じさせられなくてすごくよかった。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月19日

    このヒロインと主人公は割れ鍋に綴じ蓋って感じで好き。
    ホンノーさんもうまい配置だと思う。

    ラストの主人公のセリフは若干蛇足気味かなと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月23日

    一冊完結。
    人喰いの少女が織り成す純愛ファンタジー。
    心通わぬ人達の中で生き永らえるより愛する人に看取られながら死にたいと、僕も思う。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月11日

    久しぶりに読後びたんびたんするぐらいおもしろかった!スピード感はあんまなくて、伏線のはり方もぎこちないけど、隠し方は上手だし、意外性もあっておもしろかった!
    あと、かわいい!触手かわいい!触手がかわいいの!かわいいの触手なの!

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月30日

    その日彼は~の、小木君人作品ですね。
    前作ではひどくがっかりさせられたのですがw
    今回は評判通り良い出来でした。

    プロローグの幼稚さにはあきれましたが
    エピローグの美しさは素晴らしいですね。

    名作とか呼ばれるほどの作品ではないと思いますが、
    秀作だったと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月24日

    異種族間の交流と愛を描いた作品です。

    主人公はひ弱な少年で、森で生きる術など持ち合わせておりません。
    魔獣に捕まった主人公は食べられそうになりますが、代わりに絵を描き、歌を教える事で生かしてもらいます。

    こうして交流を持つ中、二人は相手に信頼を抱き、いつしかそれは恋心に変わります。

    最初はエサ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月17日

     表紙のイラストが良かったので買ってみました。
     一緒に歌を唄ったり、バラを育てたりする2人が微笑ましかったです。クレオは自分が絵などを褒められて、ロザリーヌはクレオに知らないことをいろいろ教えてもらい、2人とも少しずつ変わっていく様子が良かったです。
     終わりの方はちょっといきあたりばったりな感じ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月13日

    小木君人『森の魔獣に花束を』
    人に愛されるコトを知らなかった少年が、魔獣と恋をした。
    病弱で絵を描く事
    家督継承の儀式として、魔獣の棲む森から青い薔薇を取りにいくコトになったクレオ。
    護衛に騙され、森で1人になり魔獣の少女と遭遇してしまう。
    彼女のほんの気まぐれで命を拾われ、一緒に暮らすようになるの...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2015年06月07日

    人外少女と落ちこぼれ貴族少年とのファンタジーなボーイミーツガールもの。イラストのためか地の文の書きっぷりのためか、あまり悲壮感を感じなかった。実の父に見放され、森の中に取り残され生きるか死ぬかというところなのに、どこか緊張感を感じさせない。少年少女がもっと上の年齢だったらよかったのかも?ロリっぽく感...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月25日

     すごく純粋な、少年と魔獣の少女の恋物語。
     こういった作品は、どれだけファンタジーの世界に没入できるかで、おのずと感想も変わってきます。読者の適正も言わずもがな、作者の力量にもろに左右されがち。地の文から単語や表現のひとつひとつに、読者を現実に戻さないような配慮がなければいけません。作者の描いたフ...続きを読む

    0

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