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「本人術」…それは自分の顔をキャンバスにして似顔絵を描き、本人になりすまして話せば、真実がみえてくるという術。近年、世間の注目を集めた国内外の有名人──松田聖子、アラーキー、スティーブ・ジョブズ、澤穂希、島田紳助、橋下徹、由紀さおり、浅田真央など──に伸坊さんがなりました! 本人になりきって“今”を切りとる、ユーモア溢れる本人エッセイも秀逸。あとがきでは超アナログな「本人術」舞台裏も公開。何度見てもおかしい、爆笑必至の1冊!
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Posted by ブクログ
もうページをめくるたびに大爆笑。こんなに笑わせてくれた本は久しぶり。 ご本人は、「顔をキャンバスに描く似顔絵」とのことですが、コメントも痛烈に愉快。人物評論になっている。 この作品のカメラマンは奥様とか。本当に仲の良い夫婦なんですね。
ただの顔真似だけじゃない。 (老若男女とりどりの有名人になりきる顔真似ももちろんすごいけど) そこにさらに「本人」になりきった文体×内容の文章や対談まで そえている似顔による批評であるところが、ただ者ではない。 帯の写真+コピーも秀逸でたっぷりじっくり楽しめた。
「我々が武田信玄だと思っていたあの顔は実は“別人”のものだった」ことは、今や歴史学的な常識であるという。 それを知った伸坊さんは「なんてこった!」と思うのだ。 亡くなった勝新太郎はなんと思うだろう?黒澤明監督の『影武者』に武田信玄(とその影武者)役で出ることになっていた勝新。 ヒゲを伸ばし、もみあげ...続きを読むを伸ばして、ほとんど「本人」になり、撮られ方を工夫研究していたのに、そこを監督にとがめられ…。 「本人」とはなんであるか?松田聖子に始まる本人術は最後までノンストップ。面白かった!
以前の「本人の人々」を読んで、写真をみて大笑いしました。今回もそれを期待して、購入しました。正直に言いますと「本人の人々」ほどは、インパクトは感じませんでしたが、相変わらず笑いました。南伸坊さんの視点、奥さんの文子さんの写真に脱帽です。次作品にも期待です。
南伸坊の奇才ぶりが存分に楽しめる本である。自分の顔をキャンバスにして描いて様々な人に似せるというもので、CGや特殊メーキャップではない。でも、スティーブジョブズ、菅直人、菅伸子、鳩山幸、琴光喜、櫻井よしこ、などはパッと見よく似ている。長友佑都のように?もあるけれど、100人近くもまねている。見開きで...続きを読む、左側に写真、右側に本人になっていろいろ語っている構成で、文章だってなかなか面白い。思わず笑ってしまうページが続出である。これやるのは結構たいへんだと思うけど、こんなにたくさんトライするところが凄い。発想力と実行力、南伸坊ワールド全開!と言う感じで楽しく笑いたい人に薦めたい。
まだ文は読んでないけどこれはすごい。特にすごいと思ったというか思わず笑っちゃったベスト5。糸井重里、由紀さおり、澤穂希、櫻井よしこ、石川遼。
自分の顔をキャンバスに見立てて絵を描く、という「本人術」。考えるのもすごいが、実践されたそれはもうびっくりで、この本にはたくさんの「本人」が出てくる。 しかも文章も含めてとことん人を喰った内容で、こんな本を出して大丈夫なのかと心配したくなるけど、それよりも面白さが勝っている。 必読というか、必見。
昨夜は次に読む本を選ばず、寝床ではいしいひさいちの4コマ漫画を 読んでから眠った。 今朝、出勤前にどたどたと書棚の前を物色する。あぁ、選んでいる 時間がない。こんなことなら昨夜、じっくりと選んでおくのだった。 そして、積みっぱなしの本の一番上にあったのが本書。これでいいやっ。 と掴んでバッグに突...続きを読むっ込んだ。 失敗だった。いや、本書の内容が…ではない。通勤電車の中や、派遣先 の休憩室で本書を読もうとしたことが…だ。 口元が引き攣る。それを抑えようとすると今度は頬がピクピクする。 いかんっ。どうやっても笑いを抑えられないっ。 本書で繰り広げられているのは「本人術」である。イラストレーター・ 南伸坊が、政治家から芸能人、スポーツ選手まで本人になりきって 写真に収まっているのだ。 正直、第一印象では「似てない」と思う人もいるのだが写真に添えら れたコラムを読みながら(これも本人になりきっている)写真を 見続けていると、あらあら不思議。段々と本人に見えて来てしまう のだ。 恐るべしっ!南伸坊!!いくらイラストレーターだとはいえ、自分の顔に までイラストを描いてしまうとはっ! あのおにぎりのような顔(失礼!)が、松田聖子になったり、浅田真央 になったり、ヒラリー・クリントンになったりしちゃうのだ。これは 「笑うな」という方が無理である。 好きなのはダライ・ラマ14世と櫻井よしこ。もう今日1日で何度見返した ことか。 どのページを見ても面白いんだけど、人前で読むという過ちだけは犯し てはいけないと思いました。反省。
大人の笑い。笑いながらも、なんか感心してしまう、不思議な本。見た目の特徴・表情、いかにもいいそうな発言、そのすべてが巧みにデフォルメされてて笑いを誘う。
うっかり電車とかで読んではいけません。 カフェでコーヒー飲みながら読むなんてもってのほかです! 何も考えず、ただただ笑いたい、 そんなときに開くと楽しい気分になれます。 お腹がよじれそうな時も多々。
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