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吉川英治文学新人賞受賞作。このシリーズは日本SF大賞を受賞し、「このミス」でも上位入選常連なのに、もっと世の中の認知が上がって良いはずだということを強く言いたい!決してライトな作品ではないため、この価格帯、文量に躊躇してしまう文芸初心者の方もいるかもしれません。でも是非、シリーズ1作目『機龍警察〔完全版〕』から挑戦してみてください。1作目、2作目と来てこの3作目を読むと、「読書の喜び」が感じられるはずです。
著者によると映像化はしないそうですが、それもそのはず活字を読むだけで情景が目に浮かんでくるのです。必要ありません。特に、エヴァンゲリオン、攻殻機動隊などSFアニメにハマった人には絶対刺さるということを保証します。
Posted by ブクログ 2018年03月14日
機龍警察シリーズ第3弾
本作はシリーズ中最高傑作の呼び声高い1冊。
面白さの要因は何と言ってもシリーズが深まり書き手も読み手も機龍警察に慣れてきたこと。
想像上の兵器、龍機兵の説明とか警備部を取り巻く環境とかいちいち長ったらしい説明が端折られてきて非常に読み易くなった。
また自分は龍機兵と言うものに...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月01日
「ロシアの闇は深い」
第三作目は“魔犬”「バーゲスト」の搭乗員であるオズノフが主役。元刑事でもある彼がいきなり警察を辞めさせらたところから話は始まる。そんな彼が頼ったのはかつての友であり現在はロシアン・マフィアであるゾロトフ。彼との因縁をはじめ、オズノフが日本にたどり着くまでの数奇な運命、彼がなぜ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月05日
いやいや〜さすがに本作も面白かったです。
ホンマ、このシリーズは鉄板ですね〜
とにかく龍機兵の活躍よりも組織のしがらみや軋轢とかの方が面白すぎるだろうって感じます。それに敵と味方のあり方が普通じゃなさ過ぎですよ。あと警察って組織の中もそこで働いている人達も……それがまた堪らんところが本作の魅力じゃな...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月15日
このシリーズで一番面白かった。眠気押して三章は一気読み。
ユーリの過去もライザと同じくかなりダークだけど、人間らしさがそこにあるというか、結構ユーリに感情移入できちゃう。強くない、迷う、不安になる、裏切られても信じたい、そんな姿が人間らしいと思える。
ストーリーも敵味方わからない人や、立場が二転...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月05日
機龍警察シリーズ、3作目。
今回は龍機兵搭乗要員の1人、ユーリ・オズノフにクローズアップ。元ロシア警察の捜査員であり、無実の殺人容疑を掛けられていたユーリ。前回のライザも同様であったが、あまりに壮絶な過去に言葉を失うほど圧倒された。その壮絶さに対し、ストーリー自体はSFなれど、ロシアの現状を上手く...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月06日
今回はユーリの過去を絡めて事件が進んで行きます。誰がどう裏切っているのか、過去も現在もわからず、でもどんどん追い込まれていく面白さ!飛ばして読むとついていけなくなるので、ゆっくり読み進めた。そろそろ姿の過去編になるのかなぁ。
もしこの本がマンガでキャラクターランキングなんかがあった、關と姿が上位に来...続きを読む
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