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Posted by ブクログ
ちゃんと再読したのは四十数年前の小学2年生くらい以来かもしれない。その後もオズシリーズはハヤカワ文庫で追っていてオズのリンキティンクまでは新刊で読んでいたけどその後は読めていなかったのでここでシリーズ全巻再読しようと思っている。
新井苑子さんのイラストが改めて素晴らしいな。今の時代だともっと多様性がある様に書かなければ、みたいになりかねないけどオズだけではない外国自体への憧れを感じさせるイラスト。
最後のドロシーがカンザスの草原に帰ってくる場面を描いたイラストは初めて読んだ小学生の時にドロシーたちの長い旅路の物語が終わる寂しさを感じた夜の2段ベッドの上段オレンジ色の薄暗い電球の中でお話に夢中になっていた情景をまざまざと思い出させてくれた。
・ジュディ・ガーランドの映画で印象的だったThere is no place like home のフレーズは中盤のドロシーとかかしの会話で出てくるんだな
・空飛ぶ猿は黄色い帽子の契約に縛られているだけで悪いやつではないんだな。そしてその契約は西の魔女、ドロシー、グリンダによって使われる
・グリンダのところに行くまでの陶器の国や頭が伸びる種族のエピソードが取ってつけた様で逆に面白い
Posted by ブクログ
(内容)
カンザスの少女ドロシーは、たつまきに家ごと巻き上げられ、落ちたところは、不思議な魔法の国オズ。エメラルドの都に住んでいるオズの支配者、大魔法使いのオズ様なら、カンザスに戻る方法をご存知かもしれないと、一路エメラルドの都へと向かう。途中、同じくオズ様にお願いがあると言う仲間が増え、みんなで旅を続ける。一行を待ちうける数々の冒険。
果たしてオズ様には無事に会うことができるのか。ドロシーはカンザスに戻れるのか、旅の仲間たちの願いはかなえられるのか?
(感想)
教訓や道徳が散りばめられていたそれまでの子供向けの童話と違い、純粋に子供達を喜ばせるためだけに書かれたこのお話。シリーズ1作目です。さすがです。面白いです。次々と待ちうける困難、勇気と知恵とやさしさでそれを乗り越えていく主人公達。大人でも充分楽しめます。
Posted by ブクログ
ドロシーって結局どうやって報われるの?
そんな疑問を映画ウィキッドを見終わってから思い書籍を手に取りました。めっちゃくちゃいい映画なのはそうなんですけど、ウィキッドは悪い西の魔女エルファバと善い魔女グリンダのお話でもちろんドロシーの結末がわかる話ではないんですよね。
原作を知らなくても楽しめるウィキッドですが、やはり知らないのはどうなのかと思って読み始める人は私だけではないでしょう。
内容はやはり児童文学であり、面白さやわかりやすさに寄った内容になっているんですが、想像の余地があり、中身を深く伝えすぎないのが物語の魅力に感じます。
読んでいて意外だったのが、ウィキッドには名前があったカカシとブリキの木樵(作中ではフィエロとボック)ですが、原作には明確な名前がないんですよね。カカシに至っては元が人間なのかも怪しいんです。そしてこの2人は対比として描かれるのもウィキッドの相乗効果もあってやっぱり面白い。
そして物語の風刺や皮肉に大人ながら考えさせてくれるところも味があって素敵です。古いようで全く古くない不朽の名作がそこには紡がれていました。
是非教養としても読みたい作品になるかと思います。
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