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かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
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Posted by ブクログ
いつかは学びたいと思いつつ中々手が出せないラテン語。 しかし、この本は言語としてのラテン語の紹介のみならず、その成立から、いかにしてラテン語が現代にいる我々の言語、文化に強い影響を及ぼすにいたったかまで幅広い視点で紹介されている。 知れば知るほどラテン語の難しさを痛感するというのが率直な感想ですが、...続きを読む同時に学習意欲もわく一冊です。
ラテン語は南米であってアメリカでも使える言い方があります。ラテンアメリカはアメリカ大陸でもラテン語を祖先とする言語はスペイン語、ポルトガル語、フランス語のどれかを話すにはラテン語の勉強をしていくとどの国で使われている言語が分かっていくと思います。文字の遺産ではローマ字とはラテン語の文字を読んで日本で...続きを読むは、漢字やかなが使われていてローマ字を使わなくては機能しなくなっている。ローマ字はアルファベットで使われていて日本語の表記法は世界のなかで独特でありアルファベットの歴史に存在すると思います。ラテン語の勉強はオススメします。
『201207 語学強化月間』 面白い。 「ラテン語に対する興味なんてどれほど続くことやら」と我ながら思っていたけれど、意外や、惹き込まれた。 言語の変遷を辿ることは即ち歴史をひもとくということ。新しい視点での楽しみ方を教えてくれた。 著者のラテン語好きっぷりがよく伝わってきた。
英語とスペイン語などロマンス語で、それらの歴史をさかのぼった違いや関係などがラテン語を通じて垣間見れる感じがします。 外国語の学習時によむと興味の持続に役立ちます。
難しい!でも楽しい〜 これ読み始めたら、英語の辞書引くたびに語源を確かめてしまって仕事に支障が出る。
ラテン語に触れるのが初めての人間にとっては少し難解に感じて、特に文法のところは読み進めにくかったけど、思ってる以上に自分の身近にラテン語由来の言葉があることに気づいて興味が増した。ラテン語を独習する前の教養として読んだ。
ラテン語が分かれば英語も分かりやすいと聞き、手に取ってびっくり。ラテン語は英語の先祖ではないらしい。 ラテン語はローマ帝国の言語。(スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、カタロニア、ルーマニア語) そしてカトリック教会の公式言語。 ラテン語とは優秀で活動的な子孫を世界中に派遣している大旧家...続きを読むの、その総本家屋敷の奥深くにひっそりとしかし厳然と住まいしている年老いた大家母長である。子孫達はたとえ日常は祖先を意識する事なく暮らしていようとも、事あるごとに「偉大なるお祖母様」の存在を思い出し、彼女のお知恵を更にはその財産を拝借せざるを得ない。というイメージ。 各国の王室の事をroyal familyというが、日本は天皇で、emperorだからimperial familyが正しい。 wはvが2つでダブルuとな!元々vはuと同じだった。 ラテン語は屈折語。日本語は膠着語。 ラテン語は語順に左右されない言葉。名詞、形容詞には「生、数、格」の概念があり、性には「男、女、中性」の区別がある。格とは主格、目的語である対格、所属格などがある。時制も6種ある。覚える事が沢山あるが、一度覚えたら、明確なメカニズムに沿った文法なので、明確。 プブリリウス・シュルス 「運はガラスでできている。輝く時に砕け散る」 fortune運→ラテン語fortunaは見極めの不確かさ ユリウスのローマへ勝利を知らせる手紙 「Veni, vidi, vici」来た見た勝った
前半部分が面白く一層ラテン語の成り立ちや各言語との関わりに興味を持つきっかけとなった。一方後半部分は文学的な話が中心となり、残念ながら若干退屈だった。
親書ではあるけれど、、、ラテン語なのでとりあえず難しい本です。文章自体は読みやすいです。(私は大学での かじり4単位のラテン語学習の際に、参考にしました) ラテン語の学習本は他にあまりないと思うので、もし興味がある方はどうぞ。有用です。
言語に優劣は無いと言っておきながら、文章中で盛んにラテン語をプッシュしているお茶目な作者。でも気持ちはよく分かりますw 読んでみるとラテン語の素晴らしさの一端に気付かされる本。 ローマ帝国が滅ぼされなければ今頃ラテン語が公用語になっていて、英語でヒーヒー言うことは無かっただろうに……ゲルマン人ェ…...続きを読む…
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