妖精配給会社

妖精配給会社

693円 (税込)

3pt

他の星から流れ着いた《妖精》は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑念がよぎった……諷刺と戦慄の表題作など、ショート・ショートの傑作35編を収録した夢と笑いの楽しい宝石箱。

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妖精配給会社 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2022年のプレミアムカバー。
    植物性の発毛剤をセールスマンから購入したエム氏のその後を描く「アフターサービス」
    ある公明な学者が国から予算を都合して作った装置の本当の使い道「ひとつの装置」
    万能育児器を使った企業努力「遠大な計画」など→
    今作も星新一らしさたっぷりのショートショート35編。

    0
    2025年01月24日

    Posted by ブクログ

     これまでに読んだ星さんよりもひとまわりブラックな作品だなと思って解説を見ると、なんと昭和39年の作品でした。古臭いことは全然なくていつもに宇宙人たちの大活躍の作品でした。

    0
    2021年10月14日

    Posted by ブクログ

    星新一さんのショートショート集。
    元々は早川書房から1960年代に出版された本。当時の世相を色濃く反映しつつも平成の今にも通用する上質なSF集。

    0
    2014年03月04日

    Posted by ブクログ

    星新一のショートショート作品集『妖精配給会社』を読みました。
    星新一の作品は、昨年11月に読んだアンソロジー作品『日本SF短篇50 1 ―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー―』に収録されていた『鍵』以来ですね。

    -----story-------------
    天から降下した、翼を持った

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    P97

    つまり、人間というものは国や人種を問わずだれしも不満と悩みを持ち、孤独でやりきれなく、なぐさめを欲している存在なのだ。

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    相変わらず星ワールドでシリアス且つユーモアのある物語の詰め合わせである。どのページを開いても面白い。
    とくにこの文庫は、読み手がこうくるだろうなと予想させてちょっと当たるようにしつつのどんでん返しを味わえて面白い。たったの2,3ページあれば別世界のほんとにありそうな未来を描いて語ってくれるのだから、

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    星新一氏のショートショート35編を収録。似た設定の作品が多いがいずれのオチも被ることなくユニーク。シニカルでウィットに富んでいて最後の数行でニヤッとさせられる。著者は生涯を通じて1001編を超えるショートショートを生み出しておりすらすらアイデアマンが湧いてきたのだろうと思いきや、あとがきを読めばなか

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに星新一さんの作品を読んだけど、
    全然色褪せてない。それどころか、今でも先をいってる。こどもの頃に読んだ時より、大人になってから読んだほうが心に響く。

    0
    2022年08月09日

    Posted by ブクログ

    どの話も少し現実場離れした世界が舞台だが、そうした舞台で繰り広げられる話がどこか現実にも繋がっている部分があってドキッとさせられる。
    「ひとつの装置」「週末の日」がお気に入り。
    星さんのショートショートは軽快な文体で微妙な後味の悪さがあるのが好きだなと思う。結末を読むと「あーあそうなっちゃうか」と思

    0
    2016年04月30日

    Posted by ブクログ

    『妖精配給会社』『ひとつの装置』『銀色のボンベ』『分工場』『終末の日』がお気に入り。

    試験の合間に『おみやげを持って』を読んでしまったのが、今でも印象に残ってる。

    0
    2014年09月29日

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