アラン 幸福論

アラン 幸福論

880円 (税込)

4pt

ルーアンの新聞に「日曜語録」として連載されたのを皮切りに、総計5000に上るアランのプロポ(哲学断章)。「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとするこの独特の文章は、「フランス散文の傑作」と評価されている。幸福に関する93のプロポを収めた本書は、日本でも早くから親しまれてきたもの。折にふれゆっくりと味わいたい。

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アラン 幸福論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月05日

    どうしても
    無人島に1冊しか本を持っていけないなら
    この本を持っていきます。
    高校時代に初めて読んでから
    何度も何度も読み直しては読み直すたびに
    新しい発見や気付きがあります。

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    Posted by ブクログ 2023年07月29日

    タイトルから幸福であるにはかくあるべしみたいなのを勝手に思っていてこれまで敬遠していたが、池田某の紹介で、こんなに簡明に哲学をしているこのひとの哲学は自分のスタイルとよく似ているといっていて、読んでみることに
    原題は論というよりかは断章を意味しているようで、アランというひとがひとり哲学するその残滓の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月22日

    本作は93のプロポと呼ばれる短い文章で出来ている。
    1つのプロポはそこまで長くないので、寝る前に少し本が読みたい時に丁度よい。
    自分は不幸だとやたらと嘆いてしまうような気分の時にこの本を読むと、無駄に凝り固まった考えを優しくほぐしてくれるような本だと思う。
    何度も繰り返し読んでいるほどお気に入りの一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月06日

    再読。初読時よりも沁みる。人生を「自分のものとする」ヒントに溢れた一冊だなと思う。
    他人のせいにしないこと、流されないこと、体を動かすこと、上機嫌でいること、礼儀正しくあること…要旨をかいつまんでしまえばどれも子供にも伝えられるような基本的なメッセージだが、共通して、自らのあり方を自らが規定するとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月12日

    幸福を帰納的に考えるような作品だった。
    様々な方面から幸福について考えていたので具体的な感想をアウトプットするのは難しいが、

    要するに、幸福論になる為にまず情念を排し、理性的に幸福になる為に行動することで人は己の幸福に出会うことができる。言い換えれば、何も考えずにただ本能的に生きるのであれば情念が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月02日

    この本に出会えて感謝
    幼い頃の心の傷も悪夢も、何度も思い出して苦しむ必要はないんだね。
    これまでに読んだ自己啓発系の本は、私には、どれも内容が浅く感じられたけど、アランの考え方には共感できました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月16日

    地方暮らしは楽しいこともいろいろあるとはいえ、コロナ禍もあいまって、大型書店になかなかいけなくなってしまったのは、最近の悩みのひとつ。
    そんな中で、久しぶりにちょっと大きめの書店に行くチャンスがあると、いや〜もう、テンションが爆上がり。
    買いすぎないように気をつけるけど……まあ、買っちゃいますよね。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    93の3ページ程の短い文章(プロポ)で構成されている幸福論。一つ一つのプロポは平易で読みやすい。同じような内容の主張が表現を変えて繰り返し語られるため、深く理解できる。

    人は放っておくと悲観的になってしまうため、意識的に楽観主義になる努力をしなければならないというのが印象に残った。

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    Posted by ブクログ 2020年02月28日

    文が詩的で非常に美しい。
    93の話に分かれているので、1日1つ拾っていくだけでもアランの精神を自分自身に刻み込むことができる。

    何か上手くいかないことがある時に立ち返れる一つの場所になるかな〜。
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    想像による仮想敵をつくってはならない。

    運動を伝え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月06日

    三大幸福論の最後にアラン幸福論を読む。

    これは目次がない。前書きも短い。だからいきなり入っていけるし、どこから読んでもいい。読み方の自由を感じられる。
    さらに、一つひとつの随筆が3~5ページ程度と短いため、時間のない時にも読み切りやすい。

    0

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