古寺巡礼

古寺巡礼

1,078円 (税込)

5pt

大正七年の五月、二十代の和辻は唐招提寺・薬師寺・法隆寺・中宮寺など奈良付近の寺々に遊んださい、飛鳥・奈良の古建築・古美術に相対し、その印象を若さと情熱をこめて書きとめた。鋭く繊細な直観、自由な想像力の飛翔、東西両文化にわたる該博な知識が一体となった、みごとな美の世界がここにはある。(解説 谷川徹三)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

古寺巡礼 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

    Posted by ブクログ

    40年前に買った、茶色に変色したボロボロの文庫本がまだ本棚にあります。
    この本をもって奈良の古寺を巡ったことが、なつかしく思い出されます。
    山辺の道、当尾の里の浄瑠璃寺、談山神社、橘寺、箸墓、聖林寺、葛城の高天原伝説、當麻寺、法隆寺、薬師寺の聖観音はいいですよね、仏像は博物館館で鑑賞するものではなく

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    これは本当に美しい。日本語として。文章として。
    感想は正直、他の方が書かれているのが参考になります。
    感想を書かれる方も、美しい文章だなぁと感嘆致しました。
    大正期の、いわゆる有名所の古寺巡礼ではあるけれども、
    この本を持って、今はどうなってるのか、答え合わせをしに奈良に赴きたくなりました。

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    古都・奈良の古寺とそこにある仏像についての紀行文と言うべきものだろうか。
    この本の特徴は日本語の使い方がとても上手かつ綺麗で、頭の中にスッと感覚として入ってくる点だと思う。自分の読書遍歴が浅いからかもしれないが、ここまで綺麗な日本語の文を書く人は初めてかもしれない。寺の名前はともかくとして、仏像の知

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    古寺巡礼
    著:和辻 哲郎
    紙版
    岩波文庫 青144-1

    大正7年著者が、友人と奈良付近の寺々をめぐった印象記とある

    ギリシャ⇒インド⇒西域⇒中国⇒日本 を貫く、美術、技法の伝達
    仏像をみてなまめかしい感触をもつなど、結構官能的、学術的にはちょっとはずしているのでは

    天武帝や光明皇后などの逸話、

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    本当に美しい日本語だと思う。
    和辻哲郎の感動のポイントを読んでいると、すぐに奈良に行きたくなる。
    うちからだと日帰りで十分いけるけれど、奈良ホテルに10日ほど泊まって奈良巡礼をしたくなってきた。

    0
    2020年11月14日

    Posted by ブクログ

    小生の手元にあるのは、なんと!61刷!大正時代に著者が訪れた奈良付近の寺院巡礼記。筆致は今もなおみずみずしく読者に迫る。奈良に行きたくなる本。

    0
    2014年08月03日

    Posted by ブクログ

    まあ日本人なら一般知識として読んでおかないとイケナイ本。でないと梅原猛センセの隠された十字架が解からないと思います。

    0
    2013年02月21日

    Posted by ブクログ

    和辻哲郎が若い頃に奈良の寺院を訪れた際の印象記。記載内容が現在の研究にそぐわない箇所もあるが、それを補ってあまりあるものになっている。同様の本に亀井勝一郎の大和古寺風物誌があるが、亀井は、仏像を仏として見ているが、和辻は美術品として見ている。同じ仏像を見ているはずなのだが、二人の興味はまるで違う。こ

    0
    2012年12月03日

    Posted by ブクログ

    言葉ですむなら言葉でいい。

    言葉であらわせない美を
    言葉で伝えようとすること、
    そして、
    その若い情熱が読み手にもたらすものについて。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     時を超えた古寺と仏像の美に迫る名著だと思う。この本を手に巡礼の旅をした人は少なくないだろう。
     彼の筆致は仏像そのものの静けさと深遠さを言葉に映し出し、読む者を詩的な陶酔へと誘う。だが彼が目指したのは単なる美の賛美ではない。歴史や文化を紡ぎ出し仏像が生まれた背景にまで思いを馳せた。
     彼の文章は仏

    0
    2025年01月23日

古寺巡礼 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

和辻哲郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す