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世界でもっとも文明が進み、最強といわれた時代のイギリスで生まれた大ベストセラー作品『Self Help』(サミュエル・スマイルズ著、1859年刊)。日本でも1871年に刊行され、またたく間にミリオンセラーとなりました(当時の邦題は『西国立志論』、現在は『自助論』)。スマイルズが説いた「独立自尊」の精神はいまだこの国にも息づいていますが、「ちょっと待った!」と叫ぶ男がいます。その人の名は……清水克衛。職業は「読書のすすめ」という本屋さんの店主。または読書を普及させるために全国を飛び回っている「本のソムリエ」。100万人以上に本を薦めていくうちに、これからの日本人に必要な生き方、考え方に気づいたそうです。そして書き下ろしたのが『他助論』。彼が説く「他助」とは、「人に喜んでもらうことで成長していく生き方」のこと。あらゆる角度から「他助の精神」を取り上げることによって、これからの日本人の生きる指針を提案していきます。
「日々、本を探し求めている中で、私はあるテーマに行きあたりました。それは、今までの西欧からきた成功哲学ではこれからの時代を乗り越えていくことは難しい。これからは“自助”の精神に加え、“他助”の精神が問われる時代だ。つまり≪自助論」から≪他助論≫へと移り変わってきたのだということです」(本文より)
Posted by ブクログ 2017年08月26日
著者の「逆のものさし講(仙台)」で買いました。自分の思考や記憶のどこかにありながら、曖昧で確信が持てなかった事柄に対して、「その通りだよ」と背中を押してくれるような一冊です。
情けは人の為ならずに尽きますが、仏教が本来の目的を失い、大乗仏教として発展して来た理由がわかるような気がします。仏教は決し...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月23日
著者は江戸川区篠崎で個性的な本屋を経営している人。ある本に紹介されており面白い人だな思い、最新作を読んでみた。
自己犠牲でもなくwin-winの精神でもない、『他人を助け、他人に喜んでもらうことを考え行動する』他助論という概念の素晴らしさを説いている。これからの時代にマッチした考えであるし、非常に興...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月08日
逆の本を読むシリーズとして購入したがとんでもない。
僕は当初、この本は
「他人に助けてもらう」ほんだと思っていた。
タイトルだけ見たらね。
ところがどっこい、この本は自助論の素晴らしさを継承しつつ、
「他人を助けることの素晴らしさ」
を伝える本であった。
この意外な出会いは僕の心にガツン!と響...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月24日
これまで日本が急成長できた要因である『自助論』を肯定しながらも、
これから求められる要因として『他助論』という価値観を過去の歴史や事例を基に論じている。
一番グッと来たのは、「他助は体にいい」というところで出てくる”成功”と”成幸”(勝手な解釈です)で脳内分泌物質が違うこと。
”成功”とは目標達成...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月25日
9/22 小岩にサイクリングで行った際、「読書のすすめ」の書店で買った本 著者の清水克衛さんにサインをもらった 西国立志編:日本国民の一人ひとりが自発自助の精神を奮い立たせでほしいビジネスマンの父より息子への30通の手紙 働くことは、人間が生きて行く中で最も大切なことです 子孫の繁栄を考えることが私...続きを読む
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