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ビジネスや人生で成功するために、もっとも大切な「ツール」とは何か?
その質問に本書の著者・相葉光輝さんは断言します。
「それはメモです」
メモは使い方ひとつで、成功も失敗も導く最強の仕事ツールです。しかしメモを重視しながら、結果を出せない人はたくさんいます。
その原因は「メモの使い方」が間違っているから。
私たちはメモの正しい使い方を教わる機会すらない中で、社会人になったとたんに「すぐにメモするように」「上司の言うことは必ずメモをとるように」と言われます。
しかし、そんな間違ったメモをしているから、結果を出せない人が増えているのです。
メモは「捨てるため」に書いてこそ効力を発揮します。
つまり「捨てメモ」こそ、実践すべきメモ術なのです。
ちなみに捨てるといっても単にメモを捨てるだけではありません。
「捨てメモ」は3度捨てることを意味します。
(1)メモをとる前に情報を捨てる
(2)「きれいに書く欲」を捨てる
(3)メモそのものを捨てる
「たくさん書く」「きれいに整理して書く」「ちゃんとメモは残す」という、これまでのメモの使い方は明らかに受身のメモといえます。
それに比べて「捨てメモ」ははるかに能動的な行為です。
というのも、捨てることを判断するのは主体的な「自分」。
ですから、捨てメモを繰り返すことで、自然と仕事も主体的に取り組めるようになるのです。
これこそ、仕事で成果を出すためにもっとも必要な要素でもあります。
経営者をはじめ3000人以上のメモから編み出した「メモ術」を、本書では余すところなく紹介した内容になっています。
小さなメモから大きく人生を変える、そんな1冊です。
Posted by ブクログ 2011年12月20日
良い意味で、衝撃の1冊でした・・・
メモをよく取る方に本書をオススメします。
自分はメモを良くとる方です。メモをすることが悪いことだと思いませんが、本書を読んで、メモをとった次に何をするべきか改善をしたいと感じました。
また、「おわりに」のエピソードがたいへん自分を勇気づけてくれました。
本書...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月25日
メモの本というよりは、いかに行動に移すかをメモという軸で論じた本。
結構共感するところもあって面白かった。一個前に読んだ本とメッセージは同じ、メモや情報ってのは、整理したりためておくためのものではなくて、あくまで行動して成果を残すための手段であるということ。原則だけど忘れがちだよね。手段が目的かして...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月02日
今までは講演会やセミナーに行ったときに、心に響く言葉をメモしてました。この本で「その時の感情をメモする」と教えて頂いた。確かに話を聞いて何を感じ、どうしたいのか、次の行動をメモした方が意味があると思いました。捨てメモとは不要情報は捨て、必要なものを自分の中に取り入れるという事のようです。あと「メモの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月17日
BookOffで700円だったので見送っていたが200円になったので購入。
メモを捨てることなど後で見返せなくなるので、どういう利点があるのだろうかと読んでみましたが、捨てること前提だと、自分のものにしようという意識が働かせるのがポイントのようです。そういえば、単語帳でもページを捨てる学習法が以前T...続きを読む
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