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Posted by ブクログ 2009年10月04日
静かな場所で読み始めた瞬間に、ぬぅはは〜、うはうは〜と思わず笑い転げそうになり、周囲に迷惑をかけたかもしれません。最初のほうがとくに楽しい。申し訳なくひょっこり生まれてしまった言葉が、ここがどこだか分からずに、きょろきょろとあたりを見回しながら、それでも、なんだかんだ堂々とうろつき始めたような感じ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月15日
大分前に流行った書ですが、天の邪鬼なので未読でした。
「老人力」と聞いて想像したのが「老獪」。少ない労力でごとりと物事を動かしてしまうような力かと思いきや、退行をそのまま「老人力」として受け入れて楽しんでいる様子がいい。
「おっしゃることは判るのですが」と固有名詞が出てこないまま話を進めていくのって...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月20日
何かを忘れるということはマイナスの作用でしかないのか。
自分の嫌なことがあって、その嫌なことが頭から離れないのなら、それは忘れたほうがプラスになる。
老人力は力を抜くエネルギーの事だという。
自力だと一向に自分に力がいってしまう。しかし、他力をつかうと他の人にエネルギーが循環する。昨今では誰も信用で...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
20世紀末に発見され、日本中に賞賛と感動と勘違いを巻きおこし、国民を脱力させた恐るべき力。。。なんて書かれているが、ものすごく注目される前から何となく惹かれていた本。自分が若い頃から何となく心のどこかで感じており、他人とは違うのかな〜と思ってきたことがいくつか肯定的に書かれており、嬉しくなった思い出...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
とにかくたまらんのでありますね、この発想。
南さんが言ったという「おっしゃることはわかります」って、身に沁みるなあ・・・。
当方32歳ですが(笑)
従来「物忘れ、繰り言、ため息等、従来ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜む未知の力」を老人力と、定義しているのですね。
肩の力を抜いて、無駄...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月15日
タイトルで手に取ってしまった。
駐輪禁止の立札の前に止めるたくさんの子供連れを見て、
正直、日本に未来はないなと思っている。
老後に関しては不安しかなく、早く老衰したいとさえ思ってしまうようになった。
赤瀬川源平という名前は知っていたけど、
現代芸術なるものが好みに合わないので素通りしていた。
でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月04日
「物忘れはをするのは力だ」というところから始まった「老人力」について、様々なテーマごとに老人力にまつわるエピソードを綴る。
寡聞にして知らなかったのだが、1990年代の終わり頃に「老人力」ブームが有ったそうな。発症者は著者の赤瀬川原平、発見者が南伸坊。おう、よく読んでた人らじゃないか。というのも、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月08日
最初の1/4くらいは、すごく面白いんだけど、だんだん失速してきて、最後の方は老人力関係ない単なるエッセイになってしまった。
老人力っていう発想自体面白くて、人生で初めて老人力付けたいって思ってしまった。
老人力のエピソードとして、
分裂病の人が診察を受けてて、最初はたいそう暴れたけど、話を聞いてた...続きを読む
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