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Posted by ブクログ 2012年08月31日
ピコーン!はもう何度読んだか分からないくらいですが、何度読んでも素晴らしすぎる。
「クレッソワーントなのでございます」でガッチリ掴まれました。声に出して読むと分かりますが、文章のリズムが完璧なんです。
アクセルガンガン吹かしたテンションで、読んでてちっとも飽きない。一見考えなしにまくしたてているよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
小川哲の「君のクイズ」に「熊の場所」が出てきたからどうしても読みたかった。サイコパス感強めだけど、恐怖を取り去るためにその場所に戻るという話はよくわかる。
「バット男」も気持ち悪い話だったけど、チョー刺さった。薄気味悪い社会のシステムを傍観し続ける語り手に共感してしまう。
「ピコーン!」は馬鹿馬鹿し...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月15日
ぼく・わたしの未来が詰まった現在進行形ポップ純文学短篇集。
舞城王太郎従来のアクの強さは満載ながら、とてもまとまりのよい短篇集。なので、「これは素晴らしいなぁ、舞城王太郎を人に薦めるならこの本からと言いたいな」と思っていた。そしたら最終話の「ピコーン!」でいやいやいやいや、これ人に薦めたら駄目だ、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月23日
【本の内容】
猫殺しの少年「まー君」と僕はいかにして特別な友情を築いたのか(『熊の場所』)。
おんぼろチャリで駅周辺を徘徊する性格破綻者はゴッサムシティのヒーローとは程遠かった(『バット男』)。
ナイスバデイの苦学生であるわたしが恋人哲也のためにやったこと(『ピコーン!』)。
舞城パワー炸裂の...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月02日
着眼点が流石にスゴイ。
普通じゃない出来事に直面して、思わず「そこかよっ」って突っ込みたくなる感情を抱く博之だったり。
まー君に殺されたい欲求を抱きつつも冷静な分析を行える沢チンだったり。
説明のつきづらい感情を抱くそれぞれの主人公達なのに、何故か妙に自然にすっと受け入れられるのは、不思議な体...続きを読む
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