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悲観論が横溢するのは、正しい情報を手にしていないためである。冷静かつ客観的に現状を見れば、日本は世界でも稀な恵まれた国である。
日本には、技術と人、そして経済がある。それらを単に足し算・引き算するのは前世紀の考え方であり、かけ算で考えていかなければ未来は作れない。
日本には幸いなことに課題が山積している。課題とは解決すればするだけ、高質の経験値と価値が創出される。高齢社会も低炭素社会も、先に解決した者が勝ちならば、早く課題に直面し、かつ能力を発揮した方が得に決まっている。
元東京大学総長がわかりやすく説く、未来を見据えたプラチナ社会実現の方法。
Posted by ブクログ 2011年10月21日
会社の仲間の紹介で読んだが、予想以上に学びの深い本だった。まず、恥ずかしながら、少子高齢化という問題は日本だけでなく世界の先進国の共通の課題であるということを理解していなかった。そのため、「日本は課題先進国であり、様々な課題を解決していけば課題解決先進国になれる」という著者の考え方がとても新鮮だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月03日
・日本は「課題先進国」。
・韓国では2020年、中国では2030年ごろには高齢社会を迎える。
・人工物(家、車など)は必ず飽和する。中国の経済成長が世界経済を牽引できるのも、今後5~10年ほど。
・21世紀のパラダイム。「爆発する知識」「有限の地球」「高齢化する社会」の3つ。
・幸せな加齢。栄養、運...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月10日
知識のない私には
最後まで読む前に
身近な問題と捉えきれなくなってしまい
自分の力不足を実感した。
この本を読んで
自分は日本人であり
日本をもっと良くしていく
そんな展望をもっと自分なりに考え
このような素晴らしい本とすり合わせられるくらいになれればいいなと思った。
小宮山宏さんに試しに日本の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月29日
この人の問題のとらえ方の視点は本当に面白い。工学出身の人なので、社会を語るデータが物流を基本にしているのも、新鮮で説得力がある。
例えば、
・中国は13億の人口を抱えているからまだまだ大丈夫、というが本当だろうか。社会インフラで人工物の飽和を図る指標は難しいが、重く価格も安いセメントはほとんど地...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月12日
震災から立ち直り、新たな社会と産業を創り上げて行こうとしている今の日本にこそ必要な視点がこの一冊に詰まっていると思えた。
著者は元東京大学総長で現三菱総研理事長の小宮山先生。工学系出身で、エネルギー環境領域が専門であり、日本の再生の一路として「環境技術」を提案している部分では、流石にデータに裏付い...続きを読む
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