無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2022年06月25日
文句なしの満点。
この作品も再読だったがあまり記憶になく、改めて楽しめた。
今までは、この百鬼夜行シリーズの中では鉄鼠の檻が一番好きだったが大人になり改めて理解した今、この陰摩羅鬼の瑕がとても心をつかむ作品だということに気付かされる。
社会性を身につけることは、社会で生きていれば当たり前で京極堂の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月30日
下巻。
なんとなくあの人が犯人なんだろうなぁ…と思ったけれども、それでも思いっきりイレギュラーなところから突っ込まれてびっくりするとともに、「厭な小説」を読んだ時と同じような気味の悪さも感じた。良くあの理論でこの小説をまとめたなぁ…と思うと、読後感はあんまり良くないものの、印象深く面白い小説だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
がーっと読んじゃった。
もう、ただただ哀しい。なんでこんなに哀しいんだ!
そこここに色濃くうぶめとの重なり合いが見えるし、そしてやっぱり関口(つまり彼を通した読者も含む)は突き放されはじめている。
ああああ…だからこそ哀しいなあ。
それにしても関口の巫女体質ったら。
ハイデガーに揺さぶられた私...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月01日
☆4…4.5…かな?
なんか哀しいし切ない。゚(゚´ω`゚)゚。
毎回真相はやりきれなくなるんだけど…
今までの作品とは違う印象でした。
中禅寺、榎木津、関口のみというチーム京極堂の少なさ?一つの館という狭い世界での事件だから?
犯人分かりやすかったから?
しかしだからこその良さもある。
横溝...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月30日
再読。そのため事件の犯人やそれに付随する諸々は覚えていたので、途中途中の伏線というか引っ掛かりを意識しながら読むことができた。そうやって考えながら読むと、伯爵の言葉は何というのか妙に滑稽的でもあり物悲しくもあり…。伯爵が其方側を選んでいれば安寧だけは得られたのだろうが、伯爵ほど聡明で高潔な方はやはり...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月06日
京極夏彦作品を久しぶりに読んだ。
けっこう序盤から、こういうことじゃないかな、と思いながら読んでいたのが的中してしまったが、ことの真相よりも、それに付随する解釈とか、中禅寺の論理が力強く圧倒される。
あの、鈍器にしか見えない分厚い文庫版のほうが、「読んでる」感が出るし、京極夏彦然としている(?)から...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。