大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む

大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む

2,112円 (税込)

10pt

4.0

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元警察庁長官・國松孝次氏推薦!「もうこんな本は2冊と出ない」――
闇夜を駆け、密かに忍び込み、大金をせしめて逃げる。「賊」とは、日本がまだ江戸と呼ばれた次代の暗闇を蝙蝠のごとく飛翔した大泥棒であり、いまはもう小説やテレビの中でしか存在しえない滅亡した人物たちだと思われてきた。自らを「賊」と呼び、「泥棒」「こそ泥」とは一線を画し、孤高の自尊心と賊として生涯を終える固い信念を抱き、江戸時代から伝承された技を磨き続けた賊が昭和から平成の時代にも実在していた。
自らを「賊」と呼び、ベテランの警察関係者からは「最後の賊ではないか」といわれ、「首相官邸でもやっただろう」とされる実在した伝説の大泥棒が、1988年から1993年の6年間の獄中で書き遺し、自ら「賊」とサインした6冊の「獄中日記」があった。
日記を譲り受けた犯罪学の権威がもう1人の大泥棒とともに読み解いた、「犯罪行動生態学」の研究にして「日本の裏の文化史」。誰も真摯に書き留めようとはしなかった、裏の世界に生きた者たちから表の世界に住む私たちへのメッセージ集。

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大泥棒 「忍びの弥三郎日記」に賊たちの技と人生を読む のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年02月02日

    犯罪者は特別な存在ではなく、あなたの隣にいる普通の人かもしれない
    誰でも犯罪者の被害者になりうると同じに、誰でも犯罪者になりうる。

    読んでいて怖かった

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    Posted by ブクログ 2011年07月14日

    かつて義賊と呼ばれる人たちがいた。江戸時代のねずみ小僧や、石川五右衛門などに代表されるいわゆる社会派の大泥棒のことである。彼らは自らを賊と言うように、いやゆるコソ泥とは一線を画し、孤高の自尊心と賊として生涯を終えるという固い信念を持っていたという。

    ところが、もはや小説やテレビの中でしかお目にかか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月03日

    読み手の防犯意識を向上させるには充分な役割を果たすと思うが、文章や構成をもう少し工夫して欲しかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月17日

    泥棒に狙われにくい状況(子育て+住宅ローン)であることは確認できた。アウトロー程、教養と品格があるように思えるのは、筆者が相手の人格を重んじる人物だからかな。

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