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Posted by ブクログ
わたしはわりと、深読みしすぎて過大評価をしてしまうことがおおいのだけれどこれにかんしてもそうではないことを祈る。本をよんでいる、ということを実感できる本、あとあとも思い返してみてもやっぱりその文章をよんでいるときのあの感覚は文章をよんでいるときにしか感じられなくて読みたくなる できるのならばふわふわと4次元に浮かんでいるのはこんなきぶんじゃないか、のうみそが その文章は、イメージがイメージとして並べられていて、キリスト教をベースにして ひとつのことばはひとつのいみだけではなくて どうとでもとれるから、その行間をあわせた文章のながれで構成されていて それはなんというか、カオスをカオスとしてみる わたしたちが生活するようにそのこんとんのなかから何かをひろいあげてみる 自分が よんでいる自分が そういう作業になる それはやっぱり文章っていう紙に書かれた字のそっけなさでしかできないさぎょうだとおもうので、そういう意味で文章を読む、本をよむということを実感できる そのそっけなさとのうみそがつながってうまれた空間のカオスで もやもやとして 自分のこころがつかめないように つかめないように それが正しい状態でありながらも ふとしたきっかけで何かをつかんだりもする つかまなかったりもする 内容どうのよりもとりあえずそのすごさに感激してしまった
Posted by ブクログ
一行読むつもりが二十行がするりと体に入ってくる、不思議な文体。清水アリカさんを突然思い出した。
小学校・中学校・高校・成人、という成長あるいは性徴の中に生まれる葛藤。きれいな言葉を通してきたないものの核心を剥き出しにしてしまったような、赤裸々な感覚。
穢いものをきれいな言葉で表現しようとして、色々がないまぜになって、結局単なる混濁になっている本を時折見かけるけど、この本は透明なものは透明なまま、成功しているように見えた。
一篇目の「天・地・チョコレート」が死ぬほど面白い。ここだけなら★★★★★。
あ、ミクロな新・旧約聖書のパロディという説もある。
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