そして夜は甦る

そして夜は甦る

902円 (税込)

4pt

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西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える私立探偵沢崎は、ひょんなことから、行方不明となったルポライターの調査に乗り出すことに??そして事件は過去の東京都知事狙撃事件の全貌へと繋がっていく……。いきのいい会話と緊密なプロット。レイモンド・チャンドラーに捧げられた記念すべき長篇デビュー作。

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そして夜は甦る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月30日

    とりあえず沢崎さんがかっこよかった。探偵なのに襲われたらすごい闘うし、犯人を確信した後の本人への詰め方が興奮する。最後、諏訪が撃った弾が「幸いなことにそれて人差し指を失った」こと、彼らはいつも肝心なことを見落とす。と言っているのもかっこいい

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    Posted by ブクログ 2021年04月29日

    行方不明になったルポライターの調査に乗り出した私立探偵沢崎。事件はかつての都知事狙撃事件へと繋がっていく。歯切れのいい文章、洒落た会話、手に汗握るプロット。アメリカの本格ハードボイルドの翻訳を読むような、日本のハードボイルドではかなり質が高い正統派のデビュー作だ。これで十分なのだが、今後本家を超える...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月17日

    さすがに原尞、処女作から読み応えあり。推敲を重ねただけあって文章は練れていて、いかにもハードボイルドという味わいが漂う。古い本なので、今となってはユーモアのセンスは古めかしいかなとは思う。でも、それでいい。主人公の探偵の沢崎、錦織警部、ヤクザの橋爪という常連になる登場人物の造形も実にいい。事件自体も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月04日

    探偵沢崎登場、伝説とも言えるシリーズの第1作である。しゃれた会話と意表を突くストーリーの大人のファンタジー。登場人物たちがやたらと煙草を喫うのが時代を感じる。しばし、ミステリーの世界に酔いしれる。

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    Posted by ブクログ 2019年05月23日

    ネットで見かけて。

    とくにハードボイルドが好きな訳ではないと思う。
    暴力にも、カーチェイスにも、銃撃戦にも、ましてや美女にも
    興味はない。

    ただそれらを含んでいても含んでいなくても、
    心魅かれるものがあるとすれば、
    それは、多分、男の「強がり」なのだと思う。
    「美学」とも「やせがまん」とか、
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    Posted by ブクログ 2019年03月25日

    【密霧の先に】私立探偵として生計を立てる沢崎は、消えたルポライターの捜索依頼を受ける。佐伯と名乗るその男は、妻との離婚を目前に控えて忽然と姿を消してしまったのだが、沢崎は彼がある特ダネを追っていたことを知り......。著者は、本作で山本周五郎賞を受賞している原尞。

    緻密なミステリーラインが魅力的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月14日

    久しぶりに読む手が止まらない小説に出会った。主人公の探偵沢崎は誉田哲也の小説の東刑事に似てるなと思っていた。正義のアウトローというようなイメージだがフィリップ・マーロウというモデルがいたんだと納得した。レイモンド・チャンドラーも今後読みたい

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    Posted by ブクログ 2019年02月18日

    面白かった。
    日本のものはあまり読まないので、このミスで初めてこの作者を知る。続けてこのシリーズ読みたい。
    車や煙草、音楽と時代を感じる。所長の使い方が上手い。依頼者の行動・感情が不可解だが‥
    後書きが示唆に富む。すぐ「私が殺した少女」買おう。

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    Posted by ブクログ 2018年03月06日

    沢崎シリーズ1作目。再読。
    犯人が分かった上で、真相がはずれるほど意外なプロット。
    本格ハードボイルドという最高のブレンド。
    探偵沢崎だけでなく、登場人物に血が通っている。時には冷たく銃口を向け、時には熱く煮えたぎり殴りかかる。確かに彼らは生きている
    クールでタフガイ。社会に飽き飽き。煙草を愛する。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月18日

    「そして夜は甦る」。原りょうさん。1988年のデビュー作。ハヤカワ文庫。

    原りょうさんの、「探偵沢崎シリーズ」の第1作です。

    「探偵沢崎シリーズ」というのは、

    ●主人公が「私立探偵・沢崎」(下の名前は誰も知らない。そういう意味では「新宿鮫」もそうですが)。

    ●全て、沢崎の一人称。という意味も...続きを読む

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