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結婚も恋愛も就職も困難な時代に突入した。不景気ゆえ収入も減り、異性とうまく付き合えない男女が増えているという。「まるで戦時下か」とつっこみを入れたくなるほどのわが国の現状だ。しかし、よく結婚相談を持ちかけられるという著者は、「迷っても、結婚はしたほうがよい」と言い切る。なぜか。本書は、結婚をすすめる7つの理由から始まる。子供が作れる、食卓を囲むことができるなど、デメリットよりもメリットが勝るからだ。また、今日は三高から三低、三平に変わり、美醜にこだわると多様性が確保できないと説く。さらに、セックスレスの克服法を紹介し、同性愛にも理解を示す。終章では、大学の先輩後輩の仲であるタレントの光浦靖子さんとの対談を掲載した。テレビで見るキャラとは違う、光浦さんの本音のトークが結婚の難しさを示している。恋愛、結婚に踏み切れないすべての男女に読んでもらいたい、なんでもありの結婚論である。
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Posted by ブクログ
島田氏は結婚を勧める根拠として7つの理由を挙げているが、その中に離婚できる、というのがある。統計的には3割を超える確率で結婚は破綻していることをふまえ、結婚は決して永久就職ではなくなってきている現実を静かに指摘する。離婚を奨励しているわけではないが、いつまでもつか分からないというのが心構えでいるのが相当ということ。うまくいくときはうまくいくし、いかないときはどのように努力してもうまくいかない。そう達観するのが身のため。墓場まで一緒にいなければならないと考えるから苦しくなる。結婚をくびきとして考える必要はない。いやになったらいつでも別れればいい。そういう感覚でおれば結婚の敷居もグンと低くなる。
また、結婚できない理由を経済のせいにするのは全くの見当違い。いい例が沖縄。県民所得、失業率は全国で最下位だが、婚姻数、出生率においては全国で最も高い。結婚が多く子供もたくさん生まれている。昨今は女性が結婚相手に求める条件が三高から三低(低姿勢、低依存、低リスク)や三平(心の平穏、平均的な年収、平均的な容姿)に変貌してきてもいる。バブル期のように高望みしなくなってきている現実がある。表層的にも内実的にも結婚には、お金が重要なファクターでなくなってきている。女性が非正規労働者の男性を結婚相手としてみない傾向があるが、正社員であっても、いつリストラされるか分からない時代。結婚に対する認識は大きく変える必要がありそうだ。終章には結婚生活の楽しみ方も紹介されており、結婚への期待感を大いに高めてくれる一冊。
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