働きすぎの時代

働きすぎの時代

858円 (税込)

4pt

いたるところから働きすぎの悲鳴が上がっている。労働時間が1日10時間を超えるほどに長ければ、疲労とストレスがたまり、最悪の場合は死に至ることになる。本書では、グローバリゼーション、情報技術、消費社会、規制緩和などに着目して今日の過重労働の原因に迫る。まっとうな働き方ができる社会を作っていくために、いま何が必要なのか。

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働きすぎの時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「働きすぎ」を導く要因を、企業を取り巻く環境、働き方に関する環境、商品市場をめぐる環境、労働市場をめぐる環境という四つの側面から分析し、さらに「働きすぎにブレーキをかける」ための提言を行っています。「提言があればよい」というものでないことはもちろんなのですが、本書の場合は前段の分析が十分に行われてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    好きなことには時間があるだけ集中的に打ち込めるものだが、仕事は必ずしもそういうときばかりではない。自分も「働きすぎ」と感じるときが多くなってきている。本書では「働きすぎ」のおこる理由を、グローバリゼーション情報資本主義、消費資本主義の罠(ワークアンドスペンドサイクル)、フリーター資本主義(労働時間の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    過労死や労災の精神疾患急増と非正規労働の問題の原因は一緒なんだと、分りやすく書かれています。
    労働組合を大きくしていく必要を痛切に感じました。

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    Posted by ブクログ 2014年09月15日

    非常に身につまされる。周囲にも類似のことが多くあった。
    かねがね疑問に思っていたことの多くがすっきりとつながった気がする。
    しかし、ずっと気になり考えている「機会不平等」「二極分化」がここにも大きく影響している。世の中全てが不平等。どこかでボタンを掛け違えたか、何かがずれてしまっている。
    その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月01日

    ヨーロッパでは優雅に休暇を取得しているというイメージがありましたが、イギリスはわりと例外なのですね。なぜ現代がせわしないかが分解されています。

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    Posted by ブクログ 2012年09月30日

    産業革命以来の働きすぎの時代を迎えている。労働を軽減し労働時間を短くするはずの多くの技術が、仕事量を増やし労働時間を長くしている。経済の安定をはかるためにも、働きすぎにブレーキをかけ、サービス残業や過労死のない、まっとうな働き方ができる職場、人に値する生活ができる社会を創っていくことが重要である。

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    Posted by ブクログ 2011年12月10日

    再読本。
    出版は2005年。
    その当時で過労による労災と認定されたケースが過去最多の317人。内死亡者が160人。この数字、間違いなく低くなることはないだろう。
    問題提起されているように、貧富の差が大きくなるとカネを稼ぐことへの強迫観念が強くなり、長時間労働に拍車をかけている。より多く稼ぐにはより多...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月12日

    この本は、現在の日本は、働きすぎであるということを述べている本です。今現在日本人は働きすぎいたるところから悲鳴が上がっていて、労働時間が一日十時間を超えるほどに長ければ、疲労とストレスがたまり、最悪の場合は死にいたることもあるそうです。そこで、この本では、グローバリゼーション、情報技術、消費社会、規...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月17日

    この本は現代社会で問題になっている過度な長時間労働について取り上げています。
    過度な長時間労働は日本だけの問題だけでなく、世界中に広がりつつあります。このような問題は労働者だけでは解決が難しいと思うので、行政も積極的にこの問題に取り組むべきだと思いました。この問題を放置すれば、日本は精神的に駄目にな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    現代の労働環境の実情と、自分の職場の恵まれた環境を知らされた1冊。サービス残業なんて当たり前の世の中。
    しかし、誰も働きたくて働いてるんじゃない。
    残業をしてでも働かないと生きていけないから、こういった事態が当たり前にまかり通ってしまうわけです。
    後半の改善策の提案は、気持ちはわかるけど、現場の人間...続きを読む

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