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アニメ第2クールを待ちます
2023年3月、
アニメ第1クールが終わりました。
アンは大変な危機に直面します。
アニメでは、アンが泣くところで
声優さんが熱演でしたし、シャル
の言葉に困惑して力なく座り込む
ときの描き方が見事でした。
一方、アニメでは、銀細工の優劣
に関する王妃の気づきが、王の判
断とされていて、王妃の存在意義
が低下しています。ただし、発表
する国王の広げたガウンに王妃は
隠れることなく、その直後にも
遠景として王妃の姿が一瞬見えて
おり、製作者は王妃の重要性を
暗示させていました。
第2クールは7月だそうです。
Posted by ブクログ
“「にやにやするな。おかしな顔が、さらにおかしい」
塩漬けにした魚のスープを目の前に、シャルがずけっと言う。
「え?にやにやしてた?」
「頭の軽さが、露呈する程度にな」
ひどいコメントに、ミスリルは軽くシャルを睨む。そして、
「シャル・フェン・シャル。いつも注意してるだろう。本当のことを言うもんじゃないぞ」
こちらもけっこうひどいコメントをする。
「だって、嬉しかったから、つい……ごめん。不気味だった?」
「なにがそんなに嬉しいんだ?」
ミスリルはスープのうえに手をかざしながら訊ねた。
「キースが、わたしの砂糖菓子を見て、ほめてくれたの。あんな腕のいい人にほめてもらえたら、本当に嬉しい」
するとシャルは、むっとしたような顔をした。”
今回も、内容がぎゅっと詰まってて一息に読んでしまった。
キースは特に悪巧みをなんかはしていない、普通にアンと砂糖菓子の腕を競いたかっただけなんだなー。
最初は、色々と何を企んでいるのかと想像を巡らしてしまったけど。
アンの立場の弱さがしっかりと描かれてる。もし書いてなきゃ、多分気付かなかった。
銀砂糖師の称号を得ることができたアン。だけど、そんな喜びもよそに、シャルの羽がブリジットの手に。
喜んでる暇もない。
続きがすごく気になる。きっとアンは彼を助けるだろうから、その手段とか。
“胸の前で両手でしっかりと王家勲章をにぎりしめながら、動けなかった。
その目の前に、手が差し出された。
「いけないなあ、女の子がこんなとこに座り込んだら。ドレス汚れちゃうよ?」
エリオット・コリンズだった。愛嬌のある垂れ目で、見おろしてくる。
「知らないというのは、哀れだねぇ。俺は女の子の味方だからね、教えてあげよう」
「コリンズ、さん?」
「あの妖精は、君の銀砂糖のありかを聞き出すために、ブリジットに羽を渡したんだよ」
――羽を……?銀砂糖のために……?
衝撃でうまく頭が働かないアンに、さらに追い打ちをかけるように彼は続けた。
「君のために、彼は自由を売った」
そこでエリオットは、すこし意地悪そうな笑みを浮かべた。
「さあ。君、どうするかなあ?アン」”
Posted by ブクログ
今年こそ銀砂糖師になるべく、修業しながら生活しているアン、しかし今年はリンゴが不作でラドクリフ工房派のどこかの銀砂糖精製作業に参加しないと銀砂糖が手に入らないこととなり、もちろん妬まれているアンはそんな情報貰えないし、なんとか参加しても嫌がらせのオンパレード。さらにジョナスと前銀砂糖子爵の息子のキース、腕はいいけど一匹狼でヒューの友人キャットらが入り混じりアンの二回目の挑戦が始まるのだが、最後まで妬み混じりの妨害が尽きず、妖精のシャルを巻き込んで…。
この3巻までが、銀砂糖師編にあたるそうです。でも、続き、凄く気になるところで終わっちゃいますよ。1,2巻でうまくまとまっていて、どのように17巻も続けたのかなぁと思っていたのですが、砂糖菓子職人の中での女性蔑視や、今は人間に使役され、奴隷のように扱われている妖精との関係性など、上手く話に絡ませて、話に厚みを持たせているのが長く楽しめる理由なんだな、と感じます。
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