塗仏の宴 宴の支度(2)【電子百鬼夜行】

塗仏の宴 宴の支度(2)【電子百鬼夜行】

691円 (税込)

3pt

「私はいつだって、何も解っちゃいなかったのだ――」。元編集者・加藤麻美子を悲嘆の淵へ突き落とした修養団体「みちの教え修身会」と“謎の薬売り”尾国誠一の暗躍に関口は呟く。一方で古武術の一派「韓流気道会」に襲撃された中禅寺敦子に「私は先のことが判るのです」と告げた女あり。その名は華仙姑処女。

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塗仏の宴 宴の支度【電子百鬼夜行】 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • 塗仏の宴 宴の支度(1)【電子百鬼夜行】
    660円 (税込)
    「知りたいですか」。郷土史家・堂島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
  • 塗仏の宴 宴の支度(2)【電子百鬼夜行】
    691円 (税込)
    「私はいつだって、何も解っちゃいなかったのだ――」。元編集者・加藤麻美子を悲嘆の淵へ突き落とした修養団体「みちの教え修身会」と“謎の薬売り”尾国誠一の暗躍に関口は呟く。一方で古武術の一派「韓流気道会」に襲撃された中禅寺敦子に「私は先のことが判るのです」と告げた女あり。その名は華仙姑処女。
  • 塗仏の宴 宴の支度(3)【電子百鬼夜行】
    691円 (税込)
    「俺個人がねえだと?」。胡乱な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯く“心霊少年”藍童子の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路へと茜をさしまねく声だった。

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塗仏の宴 宴の支度(2)【電子百鬼夜行】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近発刊された「天狗」や「河童」、「鬼」で敦子が主人公だったこともあり、少し今までとは違った目線で読み進められて新鮮だった。物語がジリジリと動きはじめて面白くなってきた。

    0
    2020年06月03日

    Posted by ブクログ

    「私はいつだって、何も解っちゃいなかったのだ―」。元編集者・加藤麻美子を悲嘆の淵へ突き落とした修養団体「みちの教え修身会」と“謎の薬売り”尾国誠一の暗躍に関口は呟く。一方で古武術の一派「韓流気道会」に襲撃された中禅寺敦子に「私は先のことが判るのです」と告げた女あり。その名は華仙姑処女。

    0
    2013年11月30日

    Posted by ブクログ

    元気で明るくて可愛い敦ちゃんの胸の裡が垣間見える巻。
    そんな敦ちゃんを殴るなんで非道いッ!榎さんかっこいいッ!

    0
    2012年11月14日

    Posted by ブクログ

    「ひょうすべ」
    上巻で監禁?拘束?された関口だったが、中巻冒頭では京極堂へのお年始で始まる…回想ね。
    京極堂で紹介された宮村。
    その宮村から麻美子に関する相談が。
    麻美子の祖父が怪しげな団体に入り記憶が抜け落ちていると言う。
    京極堂に集まった関口、宮村、麻美子を前にして付き物落としです。
    尾国、また

    0
    2023年11月14日

    Posted by ブクログ

    上巻を読んで「?」だった部分が少しずつ少しずつではあるけれども補完されてきたなぁと。少しずつちりばめられた事項がつながり始めてきて、きっと下巻でしっかりと輪のようにつながるのではないか…と期待。

    そして、榎木津はやっぱり榎木津だなぁと(笑)

    0
    2012年01月29日

    Posted by ブクログ

    う〜ん。『ひょうすべ』の冒頭の蘊蓄が長くて読むのがしんどかった。『わいら』では榎さんが敦ちゃんをかっこよく助ける!榎さんが登場すると楽しいです。京極堂!関口の憑き物を早く落としてあげて。

    0
    2010年08月01日

    Posted by ブクログ

    ■「私はいつだって、何も解っちゃいなかったのだ―」。元編集者・加藤麻美子を悲嘆の淵へ突き落とした修養団体「みちの教え修身会」と“謎の薬売り”尾国誠一の暗躍に関口は呟く。一方で古武術の一派「韓流気道会」に襲撃された中禅寺敦子に「私は先のことが判るのです」と告げた女あり。その名は華仙姑処女。

    ■感想

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    痛ェと感じるうちは大丈夫だ--。
    躰が生きたがっている証拠よ--。
    --木場。
    ふたり切りで敗走した夜--。
    前線で聞いた、戦友の言葉だ。
    そして私は、微かに友人の顔を思い出した。

    続く支度は猿っぽい「ひょうすべ」と狛犬のような顔の「わいら」。
    「ひょうすべ」不幸な元編集者・加藤麻美子の身に起こっ

    0
    2013年01月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京極堂の妹の敦子が古武術の団体に襲撃され、それを助けてくれたのが上巻で詐欺師と言われていた華仙姑処女(かせんこおとめ)。怪しげな予言で人を騙すのかと思っていたら、本人も被害者のような様相。儚げで悪いことを率先してやっているようには見えない…。もしそれも演技だとしたら相当なワルでしょう。
    まだまだ謎だ

    0
    2021年10月05日

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