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Posted by ブクログ 2019年10月18日
世界の解像度が上がる本。
例えば、社会制度についての是非だけでなく、是と非が変遷する過程や、変遷する方法を考える一節があった。
なるほど、知識人とは思考法が違うのかと思った。つまり、知識の量という軸に加えて、視点の置き方という軸が他人よりもきめ細かく、二次元的に解像度が高い印象を受けた。
それから...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月16日
哲学が得意とする批判的な見方は、様々なことに対して考えさせられるヒントが散りばめられていると思う。
正しい、当たり前と思われているものが何の前提をもとにして成り立っているのか、それは今目の前にあることにも適応されるのかを批判的に、健全に考えることに哲学の営みは近い。
この本は今の社会にあるリアルなテ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月12日
201605/
戦後の日本の復興を担ったのは、明治生まれの人たちです。/
そういう波瀾万丈の世代ですから彼らは根っからのリアリストです。あまりに多くの幻滅ゆえに、簡単には幻想を信じることのないその世代があえて確信犯的に有り金を賭けて日本に根付かせようとした「幻想」、それが、「戦後民主主義」だとぼくは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月17日
「内田樹さんの本を初めて読む」という人にはオススメな気がしました。
いつもながら、全体的には面白かったです。もともとは2003年の本のようです。
タイトルが秀逸ですね。なんともとっちらかった内容の本ですから(笑)。
でも、この本の持ち味や良さを、上手く伝えていると思います。
毎度ですが、哲学研究...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月20日
昨夜は 眠れなかったので、そうだそうだ。
内田樹の本があった とおもって、
『疲れすぎて眠れない夜のために』をてにとって読み始めた。
眠れるための ことが書いてあるかとおもったら、
そうでなくて 『疲れすぎないように どうするか』が
書かれていた。なるほど。
疲れなければいいわけだ。
でも、元気だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月28日
本書の文庫版の初版発行は2007年であるが、単行本としての発行は2003年なので、おおよそ20年前のことだ。内田樹のデビュー作「ためらいの倫理学」は2001年の発行なので、本書は、内田樹の初期の作品である。
あとがきに内田樹は、「自分が立てた原理原則から抜け出すのは、他人がおしつける原理原則から抜け...続きを読む
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