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Posted by ブクログ 2009年11月07日
うーん。内容は日本の思想界の変容がまさに変容してるようで、本質的なところをグルグルしてたところが日本的だよね。っていう感じなのかな?だから、そんなゲームボードを降りて、東浩紀は一人ゲームボードのルールを組み立て直してる←今ここっていう風に捉えた。
これを読みながら、佐々木敦と東浩紀の火花が論壇では散...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月14日
【速読】なんとなく現代思想界隈の雰囲気を受け入れられずにいるのは、本書序盤にあるようにそれらがパフォーマティブであり市場を無視できず、かつサブカルと密接な関係にあるためのようです、という愚痴っぽいことはさておき、そうした難解な80年代以降の思想についてキーワードを最小限に噛み砕いて書いてくれていると...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月27日
ここに登場する人たちについて、聞いたことはあるけどちゃんと書物を読んだことはありませんでした。(一部の人はそれなりにかじってた程度。)
けれど、彼らが「何を語ったか」というよりも「どうやって語ったか」というパフォーマティブに注目して書いた、と前述にある通り、ディティールや文脈を面白くなぞってくれて...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月10日
80年以降この三十年を総括してみたいという欲求があって、良いテキストをさがしているが、まずこれは十分に期待にこたえてくれるものだ。浅田、中沢、ニューアカブームは横目で眺めていたし、蓮実本も途中で投げ出しているので、ここに登場する思想家たちの本は一つも読んでいない。というのは非常に私的だけれど、まあこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月02日
現代思想についてはまったく知識がなかったが、これならば割と初期知識が無くてもすんなりと読める。表面的に各思想論者と歴史・内容をなぞっていくのではなく、筆者の視点でまとめてくれているのでわかりやすい。
興味を持ったら、浅田彰やデリダ、東浩紀など読んで筆者の意見とどう異なるかを考えてみると面白いかもしれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月07日
80年代の『ニューアカ』ムーブメントの勃興から90年代を経て、ゼロ年代の東浩紀の活躍までに至る日本の思想の歴史を作者目線で切り取り、ひとまとめにした一冊。
「クラインの壺」「脱コード化」「脱構築化」「ポスト構造主義」「大きな物語/小さな物語」…自分には全く聞きなじみのない単語が飛び交っていますが、
...続きを読む
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