堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産

1,600円 (税込)

8pt

3.8

戦後最大の倒産とも言われるJALの会社更生法申請。ナショナル・フラッグはいかにして崩壊していったのか? 民主党の政権交代以降、前原大臣に委嘱されたタスクフォース、官邸、財務省、金融機関はそれぞれどう動いたのか。そして、国際線・労働組合・企業年金・独自の企業文化など、さまざまな問題を抱えながら、JALは本当に再建できるのか? AERA編集部の記者が驚愕の真実に迫るノンフィクション!

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堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年06月17日

    [その鶴は、黒い]日本における戦後最大規模となったJALの倒産。ナショナル・フラッグともてはやされ、華やかさを伴う憧れの的となったその企業は、いかにして坂を転がり落ちていったのか。会社更生法の申請までをめぐる政財界の動きと合わせて詳細に記した作品です。著者は、『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』などの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月05日

    民主党政権になってから、JALが法的整理を実行するまでの経緯が、詳細に書かれています。
    政官財の癒着の構造なども書かれており、多角的です。

    丁寧に調査し書かれた良書と思います。

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    Posted by ブクログ 2012年02月29日

    JAL再建の舞台裏を詳細に綴った本。

    航空産業のビジネス環境やビジネスモデルについての記述はあまりなく、あくまで再建の舞台裏で官邸・官庁・タスクフォース・企業再生支援機構・金融機関・米航空事業会社・JALの各プレイヤーが、どのような状況下で、どのような思惑の下、どのように振る舞ったかを細かく記述し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月11日

    JALの倒産までがよく分かった。JAL変わったわけではなく、まだ2次倒産があるのではないか、まだまだ経過を見守っていく必要がある。次はマスコミが崩壊するという予測はどうなる。

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    Posted by ブクログ 2010年12月02日

    緊迫感が伝わってきて非常におもしろかった。
    「チケット売って、飛行機飛ばして、整備すればOK、技術革新等は航空機メーカーが勝手にやってくれる。やる気は育たない」
    たしかにそうだと思った。最終章で次はメディアだと言っているが、そのとおりだと思うし、ほかにもいいぱぱいありそう。Appleとか、、

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    Posted by ブクログ 2010年11月20日

    JAL破綻の背景と政権交代以降の経過がよくわかる。筆者は新聞社勤務だけど金融業界、JALと続いた崩壊の次はメディア(テレビ新聞)だと断言している最終章が特に印象的。

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    Posted by ブクログ 2011年05月31日

    努力は退屈で往々にして実を結ばない     

    そして、責任を取るべき人達は見当違いの努力しかせず、悪評紛々、といったような話。あちこちに気を遣ってか、曖昧模糊としたところもあるが、それが実相なのだろう。

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    Posted by ブクログ 2010年11月16日

    JAL倒産のドキュメント。小説「沈まぬ太陽」はあたらずといえども遠からずといったところか。許認可企業がこうして蝕まれていくのかと思う。国鉄、電電公社、専売公社の民営化は歴史を振り返れば正しかったといえるかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2010年06月01日

    09年秋頃からのJALの法的整理までの流れを
    政治の目線を中心に追った本。

    JALの社風はどのようにして出来たのか
    などの仮説はあまり目新しいものはないが
    JAL社内がいかに滅茶苦茶な事をしていたのかが
    よく分かった。

    読み物としては、文章はうまくないが
    記憶に新しい話だし、政治の世界を知らない...続きを読む

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