新訳 ハムレット

新訳 ハムレット

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。――」王子ハムレットは父王を毒殺された。犯人である叔父は王位に、殺人を共謀した母は、その妻におさまる。ハムレットは父の亡霊に導かれ、気の触れたふりをして復讐の時をうかがうが……。四大悲劇のひとつである、シェイクスピアの不朽の名作。古典の持つリズムと日本語にこだわり抜いた、読み易く、かつ格調高い、画期的新訳完全版!

...続きを読む

新訳 ハムレット のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月27日

    人生初のシェイクスピア
    古典はどうも苦手意識があったけど
    こちらの角川文庫新訳はとても読み易く
    そして、シェイクスピア、面白い!!!
    他も読みたくなった

    訳者あとがき
    野村萬斎氏が主演する「ハムレット」公演のために、萬斎氏より委託されて訳し下ろしたもの

    第四独白
    To be,or not to ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月20日

    やはり通常の小説とは違って読みにくいと最初は思いましたが、

    読み進めていくうちに慣れました。

    ハムレットのあらすじはなんとなく知ってはいても読むのは初めて。

    文章も非常に読みやすかったですし、あっという間に読めました。

    言葉遊びは訳される前はどう書かれているのか少し気になりました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月06日

    高校のとき英語の課題で出されたものを読んで以来のシェイクスピア。当時のものは簡単な英語で書かれたものだったから、あらすじを掴むにとどまった。
    それを今回、重厚なストーリー展開で味わえてよかった。流れるような台詞回しと言葉の醸し出す雰囲気に酔いしれることができた。
    他のシェイクスピア作品も読んでみた...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    世界の文豪シェークスピアが書いた傑作

    今更説明するまでのなく有名な著書

    さすがシェークスピア読み始めたら最後まで止まらなかった。午前2時から4時まで読んだ

    これを見ると、人間というのは社会制度や技術などが進歩しても変わらないんだなと感じる。

    また多くの小説や映画なんかに大きな影響を与...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ−

    この有名な台詞しか知らなかったが、こんなストーリーだったとは。実に悲劇的で、読み始めたら止まらないテンポは、本当にすばらしい。古典というのは、やはりそれだけ多くのひとに読みつがれているだけに、共感できる部分が多いなと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    野村萬斎氏の主催する劇の脚本として訳し直されたものが元となっています。現代的なリズムや言葉遣いで読みやすく、それでいて雰囲気を全くそこなっていない。背景の簡単な説明も入り、シェークスピア初心者にいいと思います。また、いろんな訳者による翻訳を読んでみたいなぁと思わせてくれました。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    戯曲というものを初めて読んだが、とても勢いが感じられて、面白く一気読みしてしまった。リズムを感じやすいように段をずらしてあったり、文の翻訳自体も相当こだわってあって、シェイクスピアの表現、比喩の美しさが感じられた。狂気とも言えるほどの憎しみあい、復讐心に面白さがあり、現代まで読み継がれてきた一つの理...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月05日

    読むためではなく、聞くために書かれたハムレット。ハムレットの台詞の歯切れの良さが気持ちいい。

    ハムレットの葛藤は、自殺を実行できない人と同じ苦しみではないか。
    私は読んでいてそう思いました。

    オイディプス王は構造的、ハムレットはより内面的。

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月07日

    こういう終わり方はあんまり好きじゃないなぁ。
    ハッピーエンドなヴェニスの商人がなんだかんだ好きだった。
    ハムレットは優柔不断か?いや、そんなことはない、これが優柔不断なら、誰だって優柔不断なんだ。とても普通なんだ。そして、ハムレットには、ハムレットを唆す女性の姿がなかった。妻の後押しさえなければ、マ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月11日

     野村萬斎が芸術監督を務める世田谷のパブリック・シアターで上演に際し、新しい翻訳を河合祥一郎氏に依頼したものだという。演出家も英国から招聘し、英文学の翻訳劇ではなく、日本語戯曲音読劇をやりたかったのだそうだ。

     そのため訳出に当たり、2人は頭を突き合わせ、実際に声に出して読みながら舞台にふさわしい...続きを読む

    0

新訳 ハムレット の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す