心臓と左手~座間味くんの推理~

心臓と左手~座間味くんの推理~

539円 (税込)

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ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある――。警視庁の大迫(おおさこ)警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの6編に、「月の扉」事件の11年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集!

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心臓と左手~座間味くんの推理~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    大迫警視は旨い料理と酒を前に、終わった事件を語り聞かせる。
    その話を聞いた座間味くんの推理が冴え渡り、驚くべき真相を炙り出す。
    和やかな雰囲気が一転して緊張感に包まれる。
    導き出された真実はあまり気持ちのよいものではない。
    だけど、そこに到達するまでのロジックには惚れ惚れしてしまう。

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    Posted by ブクログ 2020年10月01日

    月の扉を読んで、座間味くんいいキャラだなと思ってたら、シリーズだった
    安楽椅子ものはやっぱり短編が良いな
    気軽に読めて、座間味くんの推理はキレッキレ
    これは当たり本だ

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    大迫警部と、通称「座間味くん」の会話で構成する短編集。

    既に終わった事件について、大迫警部から話を聞く座間味くん。
    そこから、警察でも見えなかった驚きの真実が浮かび上がる(※終わったとは言え、警察の内部事情を民間人に話して良いものか...(笑))。

    それぞれ個性的なストーリーですが、表題の『心臓...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月02日

    いい!座間味くんがさくっと解決するのには違和感があるけれど(そもそも当たっているという証拠はない)、驚きを感じられてこれぞミステリって感じです。
    表題作の『心臓と左手』なんてまさにミステリ好きが食いついちゃう要素だらけではないですか!もうもう!殺し合い、切られた左手、心臓を食べることで力を継ぐ怪しげ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月16日

    座間味くんシリーズ。
    終わったはずの事件が、座間味くんの推理によって新たな面を見せる。
    6編の短編と『月の扉』の続編。


    『月の扉』で登場した座間味くんが再登場です。

    解決しているはずの事件が、座間味くんの推理によって、別の結論が導き出されます。

    大迫警視の説明には、特に不審な点もなかったりす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月28日

    面白かった‼
    ゾクゾクした。
    話にでてくるような居酒屋に行きたくなった。
    唐揚げも食べたくなった。

    推理内容自体は、「おぉ!」とは驚かなかったが
    推理小説をあまり好まない私が読めたので、苦手な方も読みやすいと思う。
    推理より、雰囲気にひかれると思う。

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    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    短編7作品収録
    刑事と座間味くんが食事しながら過去の事件を
    話し座間味くんが事件の真相を語る
    最後の作品以外は上記の展開でした
    それにしても座間味くんの推理はすごい!
    いずれの作品も楽しめました

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    Posted by ブクログ 2022年05月21日

    「月の扉」からのスピンオフ的短編連作。これが、「新しい世界」へと繋がる。
    どの作品もなかなか説得力がある短編作品。
    最後の「再会」だけが、やや異質。しかし、ここから「新しい世界」へと繋がっていくことがわかる。

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    Posted by ブクログ 2016年11月05日

    警視庁の大迫さんが語る過去の解決済み事件を一般のサラリーマン座間味くんがズバッ斬る6編!!

    6編には少しずつ時間が流れており座間味くんの近況が語られる。
    →何となく大迫さんは更けていく感じ。

    毎度の事ながらお酒を飲みながら色んな料理を美味しそうに食べている。
    →特に座間味くん!

    過去の事件に関...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月03日

    座間味くんの切れ味鋭い推理(想像?)が冴え渡る安楽椅子探偵もの。
    面白かったですが同時期に発表された「Rのつく月には気をつけよう」と比べると若干見劣りしてしまう。
    内容が重大なだけに違和感を覚えてしまう面が無きにしもあらずというか…
    それでも些細な点から論理を広げていく様子は良かったです。

    0

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