天地明察 上

天地明察 上

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

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徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。 ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。

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天地明察 の一覧

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1~2件目 / 2件
  • 天地明察 上
    671円 (税込)
    徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。 ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。
  • 天地明察 下
    715円 (税込)
    「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靭な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた春海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる――。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!! ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。

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天地明察 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まだ天文の知識もほとんど確立されていない時代に、大きな目標を持って生きている人たちがいたことに感動した。真面目で真っ直ぐな春海さんが愛らしかった。

    0
    2026年08月20日

    購入済み

    人と人との係わりに胸を打たれた

    評判になった時には読まず、最近になって初めて読みました。作品のテーマは数学と天文学ですが、人と人との係わりを描いた小説だと感じました。

    もちろん、数学や天文学に造詣があれば更に楽しめることと思います。

    周囲にいる人物がみな主人公の成功を願い、祈り、力を尽くすところに胸を打たれました。主人公と相容れない立場の陣営については深く掘り下げないので、黒々とした悪意に触れることなく、気持ちよく投了することができました。

    著者の作品は他に読んでいないのですが、他の傾向の作品も読んでみたいと思います。

    #アツい #泣ける #カッコいい

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞受賞作ということで手を出したが、主人公・春海がおっとりした性格で嫌なところがなく、とても好感が持てた。
    導入にて、わざわざ絵馬を見に行くことに何の意味があるのかと思いきや、絵馬の中で算術の問答が行われており、いわば算術掲示板。その存在も面白いし、それら算術自体に夢中になっている算術オタクである春海も面白い。
    磯村塾の壁にも同じように問答がたくさん貼られており、そこにはどの問題にも一瞥即答する故に解答さん、解くだけで問題は出さないから解盗さん、などと呼ばれる関孝和という謎の男が存在する。

    読んでいて一番好きだったのがやはり、北極出地の観測隊の中での2名の老人、62歳書道家の建部昌明と、57歳医師の伊藤重孝。
    純粋に興奮する姿がとても可愛いのと、年齢を感じさせない考え方がとても良い。また、それぞれに具体的に口にできる夢があるのも羨ましい。


    「星だ!」「星だ!」
    いきなり二人揃って大声を出し、春海をぎょっとさせた。
    確かにうっすら星がまたたいている。そして中天に北極星が見えた。
    「天の開始である!象限儀を整えて読め!」建部が、びっくりするような大声で告げた。p206

    「そのような人物が江河にいるとは」建部など力いっぱい拳を握りしめ、
    「ぜひ弟子入りしたい」
    はっきりとそう言った。なんと伊藤まで首肯している。この二人の老人にとって研鏡のためなら三十余も年下の若者に頭を垂れることなど苦でも何でもないらしい。それどころか、
    「だいたいにして若い師というのは実によろしい」
    「ええ、ええ。教えの途中で、ぽっくり逝かれてしまうということがありませんから」
    などと喜び合うのだった。とはいえ右筆であり御典医である二人は交友関係が幕府により厳しく制限されている。二人の身分では、そうそう悲殿の土に教えを請いに行けるものではない。それでも、弟子入りしたいと思えるほどの人物が江戸にいるということ自体が喜びなのだろう。p242

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    暦、算術という自分の中にはあまり関心のなかった分野の小説だが、とても面白くあっという間に読んでしまった。

    いくつになっても大願を持つこと。

    何かを始まるには遅いということはないこと。

    人生の岐路と呼べる年齢に差し掛かった今、あまりに胸に刺さる本だった。

    あらゆるものは、膨大な時間と大勢の人間の努力の積み重ねの上にあり、今を生きる私たちがやることら、その積み重ねの上に、何かを少し上乗せすることだ。

    下巻が楽しみだ。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    江戸での生活とその心情変化を生き生きと描かれており、これから迎える改暦作業にどのように関わっていくのか、主人公に寄り添った気持ちで下巻が楽しみになりました。

    0
    2026年02月19日

    Posted by ブクログ

    これは面白い!
    算術に魅せられるシーンや、関わる人々の想いに触れるシーンには、熱くなる。
    暦や神道に関する知識も勉強になり、はっとさせられた。

    登場人物がみんな良い。
    主人公の安井春海はもとより、本因坊の二人も、安藤も、村瀬とえんも。
    設問への関の対応、深い。
    建部と伊藤との関係性が素敵。じーんときた。

    神の視点は時代ものに多いんだろうけど、同じ文節の中で視点人物が変わるのには、最初やや慣れなかった。
    だが途中から一気に読みやすくなり、先が気になってページをめくる手が止まらなかった。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    物語りは北極出地が終わったところまで。

    登場人物がどれも優しい人ばかりで温かい心で読める。主人公の渋川春海は優しくて穏やかな印象を持った。一緒に測量をした建部と伊藤も歳は離れているけど春海を対等に見ていた、何の引っかかりもなく読めた。
    優しくて熱い人に弱いので、建部が亡くなった描写には思わず泣いてしまった…まだまだやりたい事もあっただろうし悔しかっただろうけど、充実した人生を送ってたんだろうなあ。伊藤も春海を気遣ってあえて言わなかったのも涙。

    関孝和はどんな人物なのか、早く会えるといいね

    最後に、
    最近は優しい本ばかり読んでたから、江戸時代固有の単語や言葉遣いに苦戦した。読めない単語を何だったっけ…?と振り返りながら読み進めていたから、読み終わるまでに時間かかった。でも面白かった。再読したい

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    当時の時代背景がわかりやすく、数学や天文という自分とは縁遠い分野の小説で胸を熱くさせてくれるストーリー展開が魅力と思った。

    0
    2025年08月13日

    購入済み

    解いてみました

    本屋大賞の受賞作として読みました。
    話の面白さはもちろんですが、具体的な算術の問題も掲載されていたので、実際に解いて楽しみました。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

     安定の冲方丁品質。タイトルやテーマを見た時点で「面白くなるハズないやろ??」という題材だが、むちゃくちゃ面白く出来上がっている。冲方丁は、本当にスゴイ。

    0
    2025年12月07日

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