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Posted by ブクログ 2021年04月21日
久々にビジネス系の小説で面白いなぁと思った。
半沢シリーズ以来かも。
日本は火山大国なのに地熱発電が進んでいない理由が、すでに神の火を手に入れてしまったからとは、、、
ちなみに私は地熱はつまり火山活動なので山の近くに平べったい広い施設を作れないから進んでないと認識してました。
この本では政治的...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月24日
レビューで「大人のファンタジー」と評されていた方がいらっしゃった。
まさに!!
これをファンタジーではなく現実の物となることを願う。
エネルギー問題にはあかるくないけれども、地熱発電というものがどういったものなのか学ぶ事ができた。
原発の真の危険性を切に訴えている。
御室の姿が福島第一原発の収束に尽...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月02日
じつに 先駆的な物語。
原子力発電の危険性を指摘しながら、
地熱発電の可能性を語る。
地熱発電のことをほとんど知らなかった。
クリーンエネルギーとは 風力や波力と太陽光
というイメージだったが 日本の足元に
大きなエネルギー源があるとは。
野上妙子。
地アタマがいい人なんでしょうね。
オンナを意...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月21日
本を閉じた時に胸に生じた熱い気持ちをどうしたらよいのだろうか。
これは大人のファンタジーだと思う。感動も当然したがそれ以上に高揚感のある作品だった。読み終わった今余韻が残っていてそのまま次の読書にシフト出来ない。
所謂ハゲタカと呼ばれる外資系のファンドに勤務する野上妙子は、地熱発電の会社を買収再生...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
地熱発電は最近クリーンエネルギーとして話題になっているし、それに絡む利権や諸問題もわかるし、それに加えてハゲタカファンドの動きもわかるし、主人公もなんかとっても頑張ってるし、これは面白い!
題材が似たような小説で石黒櫂の『死都日本』も面白かったけど、こちらの作品のほうが人物がいきいきしている...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月24日
真山仁さんの初めて本。経済小説がメインであり敬遠しておりましたが傑作でした。
主人公が休み明けに会社に行ったら、自分のデスクどころか部署自体がなくなっていたという、衝撃的な場面からストーリーは始まります。そして主人公は支店長に呼ばれ、九州の山奥の会社の立て直しを命じられ…
2006年に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月15日
この小説が、3.11原発事故よりも前に書かれていたことに、著者の先見性の確かさを見る。
『ハゲタカ』シリーズの著者が、火山大国である日本で地熱発電がなぜ発達してこなかったのかを明かし、原発という禁断の火を手に入れてしまった我々は後戻りできないのだろうか、そんな問いかけを迫る経済情報小説。
ファンド会...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月03日
再生可能エネルギーの一つとしての地熱発電について学ぶために八丈原地熱発電所に見学に行った際に、この本を知りました。この作品が書かれたのは2006年。2023年の現在は、原発の全停止を経て、電力自由化、再生可能エネルギーへのシフトが進む一方で、脱炭素と資源高への切札として政府と電力会社が原発再稼働を進...続きを読む
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