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Posted by ブクログ 2011年09月19日
おそらくはうちの銀行が主なモデルの金融小説。
会長による不正融資、MOFへの接待、不可解な人事、暴力団との絡み、住専問題…
バブル後の痛みに痛んだ銀行の内部が1人の感情的で正義感の強い主人公の目を通して描かれている。
読んでいるうちにテンションが下がってきたが、次第に視点は変わってきた。
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Posted by ブクログ 2024年03月23日
高杉良さんの代表作。
ワンマン経営者が経営する都立銀行の、内部における事件・事故。それに対峙する会社人の悲喜交々を、主人公を通して描き出している。
登場人物は架空のものであるが、時代背景や政治背景は現実に則しており、舞台はバブル絶頂期。膨大かつ丹念な取材をもとにしたであろうその筆致は、現実以上の...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月14日
三○銀行(現MTU銀行)がモデルになっているらしい。
しかし、次から次へと目が離せない展開。面白い。
いやあ、女は怖いなあ。気をつけないといけない(笑
しかし、柳沢吉保はどうなったんだろう。
結構気になったりするんだけど、やっぱり左遷されたのかなあ。
ふと思ったのが、国民は公的資金の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
主人公の竹中は、総務部渉外班での特別任務を終え、次のポストはプロジェクト推進部。プロジェクト推進部の業務は不良債権の回収。不良債権の回収が遅々として進まないのは、その筋の方が多く関係しているから。
一生懸命不良債権の回収をしている行員をよそ目に会長は銀行を私物化し、新たな不良債権を創出する。そん...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月20日
銀行が舞台になっています。
三和銀行がモデルになっている”協立銀行”が舞台。
正直、銀行ってところはどんな業務をしているのか知っていそうで、
知らないことが多く”へぇ~”って感じでした。
特に、主人公が色々と銀行の裏側で、スキャンダルを処理するところなどは、
フィクションならではの描写だろうなぁ~
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