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Posted by ブクログ
フランス革命前夜、全国三部会の召集までがメイン。ミラボー、ロベスピエール、デムーラン、名前だけは知っていた歴史上の人物が、活き活きと描かれ、物語にグイグイ引き込まれる。
革命時のフランスは天変地異による飢饉、慢性的な財政難。どこかの国に似てるかも。
「人々は言葉の力を信じる事で革命を実現しようとした」
「第三身分(平民)には指導者が必要なのだ。さもないと、わけもわからないままに爆発するだけ」
「よく覚えておきたまえ、男は保身だ。女でも、金でも、名誉でもない。男にとって、本当の大事は保身なのだ」
「好きな女のためだったら、汚れ役でも演じてしまうのが、本当の男というものじゃないかね」
Posted by ブクログ
“財務長官”ネッケル、“国王”ルイ16世、“浪費夫人”マリーアントワネット、“怪物”ミラボー、“弁護士”ロベスピエール、“僧侶”シェイエス…
世界史の授業で一度は聞いたことのある名前、人物がこの本の中では生きています。一たび読み始めれば、教科書という枠を決してはみ出ることのなかった、名前と実績しか知らなかった歴史上の偉人たちが生き生きと動き始めます。
「身分の不平等」という世の中の不条理に対して、平等を勝ち取ろうと奮闘する人々の苦悩や考え方を生々しく感じるでしょう。それぞれの人物の描写や設定がきめ細かく、「知識・教養」でしかなかった彼らが互いに有機的に結び付いていくと思います。聖職者や貴族身分の絶対的とも言える地位が如何にして覆されていくのか。フランス革命について詳しくなるのはもちろん、単に物語としても楽しめると思います。
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